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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” ― 第38回

トコトコトコ~、登って降りてネコは階段が好き

2008年01月30日 00時00分更新

文● 猫写真家 荻窪圭

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古い階段の上でくつろいでた猫
下北沢の古い階段の上でくつろいでた猫2匹(1999年11月撮影 ニコン「COOLPIX 800」)

 猫は高いところが好き……って何度も言ってるけど、今回はそのバリエーション。猫には階段が似合うのである。なぜか似合う。猫がトコトコトコっと器用に階段を上るさまや、階段の上からそっと人間たちを見下ろすさま。階段の下から人間を見上げるさまや、階段に隠れてそっと顔を出すさまはとても猫らしい。いつも見下ろされてばかりいる猫が、トコトコッと上るだけで見下ろす側にまわれるのが階段なのだ。というわけで、まずは階段から見下ろす猫を。

 階段のいいところは、いつでももっと上に逃げられるところ。ちょっと離れて人間を監視できる。港区の愛宕山(あたごやま。上には愛宕神社やNHK放送博物館がある) 近辺でのこと。猫を見つけて撮ろうと思ったら、警戒してタタタッと去られてしまった。「ああ脅かしちゃったか、すまんなあ」と思ったら、階段の途中で立ち止まってパッと振り返った。

階段から振り返る猫
たぶん建物を壊した跡に残ったであろう階段から振り返る猫(2002年1月撮影 キヤノン「Powershot S30」)

 「ここまで来たら安心。いざとなればさらに逃げ道はあるし」って感じのどこぞの飼い猫であります。

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