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開発者を直撃インタビュー

ISO 400の画質に自信あり!──リコーに聞く「GR DIGITAL II」の見どころ

2007年11月21日 18時00分更新

文● 荻窪圭

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とっさの設定変更に大活躍! 「Fn」ボタン


── 細かい使い勝手も変わっていますよね。

背面
GR DIGITAL IIの背面。液晶ディスプレーが大型化されて、クイックビューボタンがファンクションボタン(「Fn」)に変わった

樋口 ええ。例えば、液晶ディスプレーのサイズが2.5インチから2.7インチになって見やすくなりました。
 あとは従来、クイックレビュー機能を割り当てていた背面にある左ボタンを変更し、ファンクションボタンを用意して、ワンプッシュで登録したセッティングを切り替えられるようになっています。例えば、RAWとJPEG、パンフォーカスとオートフォーカス(AF)といった操作の切り替えが狙いですね。
 ちなみにGR DIGITAL IIのモードダイヤルには、2通りの設定を保持しておける「マイセッティング」が用意されていますが、ファンクションボタンに割り当てた機能もこのマイセッティングごとに切り替わる仕様になっています。

モードダイヤル モードダイヤルにある「MY1」「MY2」ごとに、ファンクションボタンに割り当てた設定が切り替わる

── あとは「Caplio GX100」(関連記事2)で採用していた、アスペクト比が1:1の画像を撮影できるようになりましたね。

Caplio GX100
「Caplio GX100」

樋口 GR DIGITALでは、画像処理エンジンの制約でファームアップで対応できなかったのです。今回やっとGR DIGITAL IIで実現できました。

阪口 ほかにもフラッシュのオープンスイッチを用意して撮影時にフラッシュが自動的に上がらないようにした、レンズのAF駆動音を静音化した、といったような細かい改善が随所にあります。

フラッシュ 端子部のカバー
初代GR DIGITALでは明るさによって自動でポップアップしていた内蔵フラッシュだが、DR DIGITAL IIではスイッチで開け閉めする端子部のカバーも改善されたという


速写派の「GR」と、じっくり派の「GX」


── 初代GR DIGITALからの変更点としては、前面のレンズ左上にあったAFセンサーがなくなったことと、背面のアジャスト(「ADJ.」)スイッチがダイヤルからレバーになったのも目に付きます。

樋口 AFセンサーについては、コントラスト検出AFのスピードが上がったので外部センサーがなくても問題なくなったというのが一番ですね。
 背面のダイヤルがレバーになったのは、液晶ディスプレーが大きくなったことで背面が狭くなり、ダイヤルを入れるスペースが難しくなったからです。

アジャスト 画質や露出など、画面メニューの選択に使う背面のアジャストスイッチは、「カリカリ」と回転するダイヤルではなく、左右に振ると動くレバーに変わった。レバーを押し込むことで、選んだ項目を確定できる

── GX100で採用された着脱式電子ビューファインダー(EVF)の採用は考えなかったのでしょうか?

樋口 GRとGXではカメラのコンセプトが違うんです。GR DIGITALはスナップ撮影が得意な取りだしてすぐ撮る「即写」カメラなのに対して、GX100の場合はじっくり構えて撮るカメラ
 じっくり構えるカメラには視野率100%のEVFが似合うのですが、GR DIGITALには被写体が素通しで見える光学ファインダーがいいだろう、と判断しました。GX100が出たとき、GR DIGITALの後継機かと思った方もいらっしゃるようですが、両者はまったく別のカメラなんですよ。

着脱式のEVF GX100に付属する、着脱式のEVF

(次ページに続く)

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