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週替わりギークス第46回

「ネットビジネスのヒントは『スナックバー』にある」SHOWROOM代表 前田裕二が語る

2017年10月17日 17時00分更新

文● 前田裕二

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Photo by 保田敬介

 SHOWROOM代表、前田裕二です。SHOWROOMという生配信サービスを運営しております。

 今回、ASCIIさんから「なんでもフリーハンドで好きに書いてください」と、自由度100%のテーマで月1回の連載機会をいただきました。そこで何を書こうかと思ったときに、最初に迷わず脳裏に浮かんだ言葉が「スナック」です。

 ここまでスナックが自分の中で大きな存在へと育ってきていること自体衝撃なのですが、もうこれは、この真っ白なキャンパスを使わせてもらって、思いっきり自分のスナックへの愛情をぶちまけるしかない、と。

 そもそも、なんで僕がそこまでスナックを愛しているか。単にお酒が好きとか、カラオケが好きとか、忘れてしまいたいことやどうしようもない寂しさに包まれてるとか(スナックでよく歌われる名曲ですね、ピンときた読者の方と今すぐ一緒にスナックに行きたい)、そういうことじゃありません。

 スナックは、インターネット時代を生きる僕たちが、最もそのエッセンスを学んで盗むべき、現代における最強のコンテンツだからです。もはやスナック時代が到来したと言っても過言ではありません。人の心に刺さっているあらゆるインターネットのコンテンツがスナック的要素を内包しており、インターネットという場所はもはや、新宿ゴールデン街よりも大きな、地上最大のスナック街と化しています。

 エンタメやコンテンツ、音楽ビジネスはいま誰が見ても明らかに変革期を迎えています。CDやDVD、ダウンロード販売といったパッケージは思うように売れず、ライブや物販などの興業ビジネスもキャパシティーに限界がある。そのうえ必ずしもビジネスの継続性が担保されていない。そういった業界の閉塞的な状況を打破するヒントが、スナックにはいっぱい詰まっています。

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