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世界40ヵ国100以上の金融機関に感染して猛威を振るったCarbanak/Cobaltマルウェア

10億ユーロを盗んだサイバー犯罪者グループの首謀者が逮捕

2018年03月27日 14時30分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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Carbanak/Cobaltの拡大

 Europol(欧州刑事警察機構)は3月26日(欧州標準時間)、マルウェアCarbanakを用いた国際的サイバー犯罪グループの首謀者がスペインで逮捕されたと発表した。

 マルウェアCarbanak/Cobaltは2013年頃から活動を開始。犯罪グループは銀行などのATMネットワークにマルウェアを感染させ、 その後により高度なマルウェアを侵入させて金融取引の操作を記録。不正送金や引き出しなどのほかATMの制御を乗っ取るなどのさまざまな手法で盗み出した。数年間にわたり被害総額は10億ユーロ以上とも言われる。

 犯罪グループは盗み出した金を仮想通貨などを用いて洗浄したとしている。検挙にあたってはEuropolのほか米国FBI、ルーマニア、ベラルーシ、台湾、欧州中央銀行の密接な協力があったという。

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