CES 2017レポート ― 第13回
ドライバーなしでの体験走行はややスリリング!?
NVIDIAの自動運転車「BB8」の実走をCES2017で目撃(動画)
2017年01月09日 17時00分更新
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コーナーを颯爽と走るBB8。Rがきつめのコーナーをそこそこ飛ばしているため、結構ロールしているのがおわかりいただけるでしょうか。 |
CES2017のメイン会場であるラスベガス・コンベンションセンター。広い会場のうち、ノースホールというエリアが自動車関連の展示を中心としたエリアになっています。
この場所から道路を一本挟んだ広大な駐車場スペース「Gold Lot」を貸し切って、自動車メーカー各社が自動運転の体験走行を実施していました。
そのなかには、CES2017の最初の基調講演をつとめたNVIDIAが技術開発の実験車としてつくっている自動運転車「BB8」の姿もありました。
体験走行は一部メディアや関係者に限って行われていたため試乗はできませんでしたが、走りっぷりはさすがでした。
小さなオーバルコースを数周にわたって走るというもので、試乗者は「ドライバーズシート以外」のシートに座ります。つまり、完全な自動運転状態です。外周を二周走ったあと、スタッフが進路変更を促す道路標識をコース上に移動。すると、BB8が道路状況を自動認識して、進路を変更します。
動画ではわかりづらいかもしれませんが、現場で見ていると、コーナーの曲がり方は結構スピードが出ている感じ。仮に、免許を取ったばかりの初心者がこのくらいのスピードでぐるぐる回っているとしたらちょっとハラハラしてしまうかも、という程度のスピードは出ていました。
同じコースをテスラや他の自動運転モードを持つ車両が走ったらどのような挙動をするのか?同一コースで試すようなレビューも、この先は行われていくんでしょうね。
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