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高橋幸治のデジタルカルチャー斜め読み ― 第15回

PV至上主義批判を中の人たちはどう打破するのか

ニュースサイトから釣りタイトル記事がなくならない理由

2016年03月08日 09時00分更新

文● 高橋幸治、編集●ASCII.jp

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Photo by Craig Moe

にわかに流行しているPV至上主義に対する批判

 ウェブ関係の仕事をしていると最近よく「PV至上主義批判」のようなものを耳にする。

 年明け早々に「WIRED」に掲載された「ウェブ関係者よ、PVの話をするのはもう止めよう」という記事なども筆者の周辺ではちらほら話題になっていた。よくよく考えてみれば、単にユーザーが使用するデバイス画面にページが「表示された」というだけの、1つの指標をみんなで躍起になって追求してきたこと自体がおかしな話なわけで、なにをいまさらという印象も否めない。

 ウェブのニュースなどに関して言えば「閲覧される」ことと「一瞥される」ことの間には大きな隔たりがある。

今年の1月3日に「WIRED」に掲載された「ウェブ関係者よ、PVの話をするのはもう止めよう」という記事。筆者の周囲のウェブ関係者の間でも、賛否両論、かなり話題になっていたようだ

 とは言え……、である。筆者もこうして連載などをやっていると、表向き、「まぁね、PVだけが唯一の指標じゃないからさ」などと達観したふりをしつつも、担当編集者にPVを聞いて内心一喜一憂することがあるのも事実だ。

 もちろんパブリッシャー側も「PVだけが唯一の指標じゃない」ということは百も承知だから、やれPVのうちUUはいくつだの、滞在時間は何秒だの、離脱率や回遊率はどれくらいだの、取得可能なデータを総動員して多角的な分析に日々いそしんではいるのだろう。

 しかし、“ある程度の母数を確保できなければ良質なコミュニケーションが成立する確率は低い”という理屈もあるわけで、やはりPVを大前提とすることもあながち無意味ではないはずだ。

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