仮想化でWindows 10をテスト環境を構築する方法
仮想化ソフトで「Windows 10プレビュー」をインストールする
2015年03月04日 09時00分更新
発売時期は確定していないが、今年中に登場すると噂されているWindows 10。Windows 8.1の後継OSとして、いろいろな機能のブラッシュアップが行われている。
この連載ではプレビュー版の「Windows 10 Technical Preview」を利用し、Windows 10の新機能の紹介、解説する。
Windows 10 Technical Previewは、試用版なのでメインPCに利用するのは向いていない。できれば、セカンドマシンで試したいところだが、自由に使えるPCがないこともあるだろう。そんな時は、仮想化ソフトを利用しよう。
仮想化ソフトとは、Windows上でPCを仮想的に動かし、別のOSをインストール・実行できるソフトのこと。仮想OSにWindows 10 Technical Previewをインストールすれば、トラブルがあってもPCには影響がないうえ、不要になれば削除するのも簡単。テストするにはうってつけだ。
非営利目的であれば、無料で使える仮想化ソフトはいくつかある。ここでは「VMware Player」を使って、Windows 10のテスト環境を構築する方法を紹介する。まずは、VMwareのサイトから「VMware Player for Windows」(約75MB)をダウンロードして、インストールする。
続いて、マイクロソフトのサイトから、Windows 10 Technical Previewの日本語版(64ビット版:約3.98GB、32ビット版約3.05GB)をダウンロードする。
「VMware Player」を起動したら仮想マシンを作成し、Windows 10のISOファイルを指定して起動すれば、通常通りのインストール画面が表示される。
Windows 10 Technical PreviewのISOファイルをダウンロードする
「VMware Player」を起動したら「新規仮想マシンの作成」をクリックする
インストーラディスクイメージファイルにダウンロードしたISOファイルを指定する
インストールが始まる。この後の操作は通常のPCと同じだ
この連載の記事
-
第83回
PC
Windows 10は「ゲストアカウント」が存在しない!? -
第82回
PC
Windows 10にBootCampが正式対応した -
第81回
PC
Windows 10、新「ビルド10525」がリリースされた! -
第80回
PC
Windows 10の強制アップデートを延期する・無効にする -
第79回
PC
Windows 10、早速強制アップデートの弊害が起きる -
第78回
PC
もうパワポは不要!? Windows 10も対応、無料アプリ「Sway」 -
第77回
PC
Windows 10で設定画面を「ブラック配色」にする方法 -
第76回
PC
Windows 10でも「ゴッドモード」が用意されていた! -
第75回
PC
Windows 10を「予約したユーザー」のためのアップグレード方法 -
第74回
PC
Windows 10へアップグレード前に回復ドライブを作成する方法 -
第73回
PC
Windows 10を手動でアップデートするテク - この連載の一覧へ