手に持ちやすく、落ち着いたデザインの「ZenFone 5」
まずは楽天モバイル版「ZenFone 5」について、実際の使用感やベンチマーク結果などを紹介だ。
本体サイズは約幅72.8×奥行き148.2×高さ10.34mmだ。液晶ディスプレーのサイズは5型で、解像度は720×1280ドットとなっている。5型の端末としては標準よりもやや大きめだが、手の中での収まり具合は結構いい。筆者は手が大きい方ではないが、しっかりホールドした上で片手で操作できた。
ボディの素材は樹脂製だが、格安モデルにありがちな安っぽさは感じられない。ビジネスの場で取り出しても目立ちすぎない落ち着いたスタンダードなデザインだ。パーソナル用途の普段使いという点でも気取らず実用的に使えるイメージで、好印象を持つ方が多いだろう。背面がやや丸みを帯びて厚くなっているが、デザイン性と考えれば十分納得できる範囲だ。
インターフェースとしては、microUSB端子とヘッドホン端子、microSD/microSDHC/microSDXC(最大64GB)対応メモリーカードスロット、マイクロSIMカードスロットが用意されている。メモリーカードスロットとSIMカードは、背面カバーを外すことで装着可能だ。左側面にあるわずかな隙間に指のツメをひっかけるなどしてカバーを開けるといい。
独自設計の「ASUS ZenUI」で使いやすいインターフェースを実現
ホームアプリには独自設計の「ASUS ZenUI」を採用している。ロック画面でスケジュールを確認したりメッセージ機能を素早く呼び出したりできるほか、画面のスクロールダウンすると表示される「クイック設定」から各種機能のオンオフを手軽に切り替え可能だ。どこからでもさまざまな機能を呼び出せるので、設定の面倒な手間がない点がうれしい。
前述のとおり、楽天モバイル版ではストレージが8GBだ。標準では空き容量が3.46GBなので、アプリのダウンロードしたり動画を撮影したりする機会が多い場合は、メモリーカードを使えば空き容量不足で悩むことはないだろう。64GBのmicroSDXCカードなら実売価格で3000円台で購入できるので、これを機に購入するのもアリだ。そこまでの大容量タイプは必要ないという方なら、実売1000円前後の16GBのカードを使う手もある。端末同時購入のポイントを楽天市場で使えば、ほぼ0円で買えるはずなので、コストをさらに抑えられるのだ。