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コミケ開催!! 知らないと恥をかくコスプレ撮影マナーとちょいテク紹介!

2014年08月15日 05時59分更新

文● 林佑樹(@necamax)、モデル:黒田みこ(@miko_prpr

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レイヤーさんは、レンズの方向に気が付いている

 フレーミングの関係で、撮影時にある程度レンズを上下させることはよくあるが、露骨に局部に合わせるのは、ルールにあるようにNGだ。また、被写体のレイヤーさん側から見ると、撮影者のレンズの方向は意外と分かりやすく、どこを撮影しようとしているかすぐに気が付く。

 ここでは、黒田みこさんのふとももに装着してもらったソニーのアクションカメラ「HDR-AS30V」からの動画も使って、その確認をしてみよう。

撮影者のレンズの方向が、モデル側さんからどう見えるのか確認するため、ソニーのアクションカメラ「HDR-AS30V」をふとももに取り付けて撮影してみた

まずは黒田みこさんの目の位置から。これだけでもレンズの向きがよく分かる

黒田みこさんのふともも位置にソニーのアクションカメラ「HDR-AS30V」を装着し、撮影者側の様子を撮った映像。ビデオ映像を見ると、撮影者のレンズの向きの変化が分かる。被写体のモデルさん側は、撮影者がどの辺りを狙って撮影しているのか、実はよく把握しているのだ

"参加者"としてルールやマナーを守り
熱中症にも気をつけて楽しもう

 駆け足気味となったが、撮影時のマナー・ルールと、意識しておくといい点を記してきた。カメラ単体による撮影は、天候に左右されるため厳しいシーンが多くなるが、PCやスマホの使いこなし同様、設定をアレコレ考えると上達しやすい。合わせて、マナー・ルールを守って撮影すれば、モデルとなるレイヤーさんにもカメラマンにも理想的な楽しい環境となるはずだ。

 コミケは参加型イベントであり「お客様」の概念はない。各自の意識で今後が決まるといっても過言ではないだろう。それゆえにカタログには守るべきことが詳細に記載されている。

 特に、コスプレエリアは拡大された一方で、マナー・ルールについては危なっかしい印象もある。「ちょっとだけならいいよね」「これくらいなら大丈夫」といった意識が積み重なって規制が厳しくなったり、縮小されたりする可能性は多いにあるので、頭の片隅に置いてコミケを楽しんでほしい。

kinei0815.jpg

書いた人——林祐樹

編集・ライター・フォトグラファー。夏コミは3日目N06aでのほほんと座っている。美女と男の娘が目印。新刊は炭鉱な写真です。

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