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アスキー ウイルス図鑑 第12回

有名ウイルス&今知りたいセキュリティ用語をイラストで紹介

世を騒がせた暴露ウイルス=アンチニー

2014年07月28日 16時43分更新

文● ASCII.jp編集部 イラスト●sido魂

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 有名ウイルスや難しいセキュリティ用語をイラストでわかりやすく紹介するこの連載。お子さんがパソコンを使い始めたら一緒に読んでくださいね。
 12回目は、「アンチニー」です!

ウイルスファイル12
アンチニー(Antinny)

第12回は、「アンチニー」を解説。「Winny」などのファイル共有ソフトを通じて流行しました。(イラスト:sido魂)

■ファイル共有ソフトで感染 不審なファイルに注意!

 2003年に猛威をふるったワーム型のウイルス。ネットに接続しているだけで、Windowsのセキュリティの弱点をついてPCに感染する。

 アンチニーは、「Winny」などのファイル共有ソフトを通じてWindowsのPCに感染するワーム型のコンピュータウイルス。「ぬるぽワーム」とも呼ばれる。

 Antinnyのファイルを実行することで感染する。「.jpg」「.zip」「.lzh」といったファイルを装った名前になっていることが多い。

 感染するとデスクトップ上ののファイルやメール、デスクトップ画像などを外部にアップロードしてしまう。2003年に発見され、個人や企業に多数の情報流出の被害を出した。政府の機密情報もこのウイルスによって流出し、社会問題となった。少しでも怪しいと思ったファイルは実行しないようにしよう。

DATA
種別 ワーム
発見時期 2003年
ひっさつわざ
へんしん あんぜんなふぁいるにばけてかんせんするぞ
ぬすんでおくる たいせつなふぁいるをねっとわーくじょうにこうかいするぞ

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