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アスキー ウイルス図鑑 第15回

有名ウイルス&今知りたいセキュリティ用語をイラストで紹介

数打てば確実に当たる!? 単純だけど手強い方法=ブルートフォースアタック

2014年11月28日 18時03分更新

文● ASCII.jp編集部 イラスト●sido魂

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 有名ウイルスや難しいセキュリティ用語をイラストでわかりやすく紹介するこの連載。お子さんがパソコンを使い始めたら一緒に読んでくださいね。
 15回目は、「ブルートフォースアタック」です!

ウイルスファイル15
ブルートフォースアタック(Brute-force attack)

第15回は、「ブルートフォースアタック」を解説。クラッキングの方法の一種で、全ての文字列を総当りすることです。(イラスト:ぽて)

■パスワードを狙う弾幕攻撃!

 パスワードを取得する攻撃手段(クラッキング)の一種で、全ての文字列を総当たりする方法のこと。「ブルートフォース」とは「力ずく」の意味だ。人力だと膨大な手間と時間がかかってしまうところを、プログラムで自動化することで、時間制限がない限り確実にパスワードをクラックできる。類似する手段に、予想できる文字列を組み合わせる辞書攻撃や、アカウント名と同じパスワードを試すJOEアタックなどがある。

 システム側でパスワードの試行回数に制限を設けることである程度防衛できる。平易な単語などの予想しやすいパスワードは避けて長い文字列にする、定期的にパスワードを変更するなどの対策が有効だ。

DATA
種別 用語
発見時期 -
ひっさつわざ
だんまく もじれつをうちまくりぱすわーどをぬすむぞ
みさいる よそうしたもじれつをくみあわせてこうげきするぞ

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