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アスキー ウイルス図鑑 第8回

有名ウイルス&今知りたいセキュリティ用語をイラストで紹介

触るな危険! 不審な添付ファイルに注意=バグル

2014年04月11日 18時26分更新

文● ASCII.jp編集部 イラスト●sido魂

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 有名ウイルスや難しいセキュリティ用語をイラストでわかりやすく紹介するこの連載。お子さんがパソコンを使い始めたら一緒に読んでくださいね。
 8回目は、メールの添付ファイルを利用して感染を広げるトロイの木馬型の「バグル」です!

ウイルスファイル08
バグル(W32/Bagle)

第8回は、メールの添付ファイルから感染してPC内で増殖し、感染したPCからウイルス付きのメールを送るトロイの木馬型の「バグル」を紹介する。(イラスト:sido魂)

■PCに巣食い増殖する厄介な虫

 「バグル/Bagle」は、添付ファイルを悪用するトロイの木馬型ウイルスだ。感染に成功したバグルはシステムに常駐し、まずはメール送信のためのSMTPサーバーをひっそりと立ち上げる。次にパソコン内のメールアドレスを取得し、自分自身を添付してメールを送信する。このメールを受け取り、添付ファイル(拡張子は.exe)を実行すると感染する。ほかにも、共有フォルダーを利用してほかのパソコンへ感染するタイプ、添付ファイルがzipファイルなタイプなどなど多くの亜種がある。古めのウイルスなのでほとんど対策済みだろうが、不審な添付ファイルには触らない、それが鉄則だ。

DATA
種別 トロイの木馬
発見時期 2004年ごろ
ひっさつわざ
かげぶんしん じぶんのぶんしんをつくってめーるでおくりだすぞ
むしのまどわし あんぜんなてんぷふぁいるのふりをしてあいてのねくびをかくぞ

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