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アスキー ウイルス図鑑 第14回

有名ウイルス&今知りたいセキュリティ用語をイラストで紹介

姿を変えて侵入する ファイル感染型ウイルス=サリティ

2014年11月28日 17時34分更新

文● ASCII.jp編集部 イラスト●sido魂

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 有名ウイルスや難しいセキュリティ用語をイラストでわかりやすく紹介するこの連載。お子さんがパソコンを使い始めたら一緒に読んでくださいね。
 14回目は、「サリティ」です!

ウイルスファイル14
サリティ(PE_SALITY、Win32/Sality)

第14回は、「サリティ」を解説。ウイルス対策ソフトに検知されにくい特徴を持ち、10年ほど前に流行しました。(イラスト:sido魂)

■亜種も多数発生!

 「.scr」「.exe」など、Windowsの実行ファイルに感染するウイルス。自分自身を暗号化しながら複製するため、ウイルス対策ソフトに検知されにくいという厄介な特徴を持つ。USBフラッシュメモリーやネットワーク共有フォルダー、メールの添付ファイルを経由して感染し、PCのセキュリティを低下させる。感染したPCがボット化して外部の攻撃者に操作されたり、感染したPC同士でネットワークを構成し、他のPCを攻撃することがある。古典的な手口のウイルスだが、現在も多数の亜種が生まれている。

 Windowsやセキュリティソフトを常に最新の状態にするなど、基本的な対策を怠らないようにしよう。

DATA
種別 ウイルス
発見時期 2003年頃
ひっさつわざ
ぎたい べつのふぁいるになりすましてぱそこんにいすわるぞ
ぞうしょく じぶんをふやしてこうげきりょくをあげるぞ

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