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水着のアイドルと「α6000」「Xperia」でオトナの限界を試す!

2014年06月09日 10時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax)、モデル:姫乃たま(@Himeeeno

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「α6000」「Xperia Z Ultra」に必要なアプリをインストール

 必要なアプリは、まずXperia Z Ultra側のPlayMemories Mobileだ。すでに説明したように、これを使ってカメラを操作する。

 そして、α6000側にはPlayMemories Camera Apps」からダウンロードできる「スマートリモコン」アプリが必要となる(2014年6月現在の最新版はver.2.20)。PlayMemories Camera Appsは、Sony Entertainment Network(SEN)上から、スマホのようにアプリをインストールして機能を拡張できるという仕組みで、今回のスマートリモコンのようにエフェクトやSNS投稿機能などを追加できる。カメラ本体から直接アクセス可能になっており、感覚としてはGoogle Playからのアプリインストールと似ているため、特に迷うことはないだろう。

 PlayMemories Camera Appsスマートリモコンアプリに対応するカメラは、一部の「サイバーショット」(DSC-HX400V/DSC-HX60V/DSC-RX100M3)「α5000」、「α6000」(並びにNEX-5R以降)、「α7シリーズ」だ。

 一部機種には「スマートリモコン(内蔵版)」がインストールされているが、これはスマホ/タブレットでシャッターを押せる程度のもので、アップデートした場合は、表のように細かい設定変更まで行なえるようになる。

スマートリモコンでコントロール可能な項目
(α5000/α6000の場合)
セルフタイマー(2秒) 明るさ(EV補正:-3.0EV〜+3.0EV)
レリーズ 画像サイズ
F値 ISO
シャッタースピード ホワイトバランス
タッチAF MFアシスト
ポストビュー拡大 ズーム
フラッシュ

写真は、Xperia Z Ultra側の画面で、「Mモード」(マニュアル露出)のもの。左下をタップするとシャッター速度や絞りなどを変更可能だ(サムネイル画像をクリックすると1920×1080ドットの画像が表示されます)

ホワイトバランスの変更はプリセットのほか、カラーフィルターに加えてグレーセッティングもできる(ヒジョーに便利)。贅沢をいえば、色かぶり補正もできるといいのだが(サムネイル画像をクリックすると1920×1080ドットの画像が表示されます)

タップフォーカスにも対応するので、Xperia Z Ultra側からでもフォーカス指定がすごくラクチン(サムネイル画像をクリックすると1920×1080ドットの画像が表示されます)

設定反映プレビューになるため、好みの明るさや雰囲気に持っていきやすい(サムネイル画像をクリックすると1920×1080ドットの画像が表示されます)

 加えて本体側の設定では、画質の設定変更やP(プログラムオート)/A/S(シャッタースピード優先)/M(マニュアル露出)/SCN(シーンセレクション)モードへの切り替えのほか、顔検出、フォーカスモード、フォーカスエリア、測光モード、DRO/オートHDR、クリエイティブスタイル、ピクチャーエフェクトなどへもアクセス可能だ。

 AEL(AEロック)がないのが残念だが、その点はタッチAFでごまかせる部分ではあるし、手元で設定結果が反映された状態のプレビューが表示される。A/Sモードで値を確認してから、Mモードでシャッター速度や絞り、露出補正などを決めていくといいだろう。このときのテストデータの確認は、スマホ/タブレット側もしくはα6000側の両方で行なってもいいし、PCにデータを転送して確認してもいい。

PlayMemories Camera Appsでは、すべて独自の設定画面に切り替わるが、項目自体はカメラ本体側のものと違いはない。また一部(ハードウェアの)ダイヤル・ボタンも使用できるので、まずは触ってみること。またカメラに不慣れであれば、画質だけ調整してあとは無視でもかまわない

あまりにIT機器に強くない姫乃たまさんの場合、10分ほどでなんとなく操作を覚えていた。スマホのカメラアプリと似ているのも慣れやすいポイントだ

バックショットの場合でも、写り具合を自分で確認しながら撮影できることがメリット。撮影以外でも、衣装チェックに活用できるだろう

「ピクチャーエフェクト」は、絵画調にしたり、白や明るさを強調したハイキー風にしたりといったエフェクト機能。ソニーのデジタルカメラの多くに搭載されており、パソコンで画像加工しなくてもOKというものだ

撮影は、セルフタイマー(2秒)と“死角”
の使いこなしがポイント

 スマホ/タブレット側にインストールしたPlayMemories Mobileのシャッターボタンは、標準では画面にタッチすると即撮影するモードになっているため、自撮りをしつつ、スマホ/タブレットを隠すことが難しい。

 そのため、まずはセルフタイマーに切り替えてから撮影すべきだろう。残念なのは時間が2秒間のみに固定されている点で、撮影状況によってはこの時間では短すぎることがある。2〜10秒間で自由に設定させてくれるとうれしいところだ。

 セルフタイマーが発動するまでの間にスマホ/タブレットを隠すための最善策は、カメラの死角を利用することだ。たとえば、自分の後ろや小物の影など、ちょっと探してみると意外とあるので、苦労するシーンは少ないと思われる。

 またズーム機能もスマホ/タブレット側から制御可能なので、ちょっと手前に置いておき、ある程度の構図を決めたらズームして、フレームアウトさせるのもいいだろう。

この場合は小物を利用してXperia Z Ultraを隠している

これはカメラから見えない部分に隠しているところ。どこが見えないかもスマホ/タブレットの画面でわかるので苦労は少ないハズ

一見Xperia Z Ultraが入ってしまいそうだが、ズームでフレームアウトさせている

撮影ポイントを決める場合にも、画面を見ながら持ち運べばいいため、三脚と撮影場所の往復回数は最小限で済む

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