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T教授の「戦略的衝動買い」 第281回

完売するほど人気の鉛筆補助軸「ミミック・パシフィック」を衝動買い!

2014年02月12日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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鉛筆と「ローラーボール替芯」との二刀流で使う

信頼文具舗のウェブサイトに掲載されている「ローラーボール替芯」(下)は、鉛筆軸とほぼ同じ太さでミミックにも使える

信頼文具舗のウェブサイトに掲載されている「ローラーボール替芯」(下)は、鉛筆軸とほぼ同じ太さでミミックにも使える

 筆者がミミック・パシフィックを予約購入した信頼文具舗のウェブページには、初代ミミックも今回のミミック・パシフィックにもすぐに装着できるドイツ製の「ローラーボール替芯」が紹介されていた。

筆記感覚は、LAMY「サファリ万年筆」のMサイズと同じか、少し太いイメージ。極めて滑らかで気持ちのいいローラーボールだ

筆記感覚は、LAMY「サファリ万年筆」のMサイズと同じか、少し太いイメージ。極めて滑らかで気持ちのいいローラーボールだ

 万年筆系の明るいブルーインクを採用したローラーボール替芯は、LAMYの「サファリ万年筆」とほぼ同じくらいの比較的太い文字がスラスラと描ける。基本的に少し太いMサイズ好みの筆者には最適筆記サイズの替芯だったようだ。

実際にローラーボール替芯を装着してみた。バランスも抜群だ。鉛筆とローラーボールを同時に使いたければ、ミミックの数あるバリエーションから2種類を買いたくなってしまう

実際にローラーボール替芯を装着してみた。バランスは抜群だ。鉛筆とローラーボールを同時に使いたければ、ミミックの数あるバリエーションから2種類を買いたくなってしまう

 鉛筆が入るミミック・パシフィックの本体軸内部の深さは実測で70mm前後、キャップ内部の奥行きは約55mmなので、先ほどのショートサイズのローラーボールカートリッジなら、予備を含めてミミック・パシフィックにはギリギリ2本は入りそうだ。

 短くなった鉛筆とローラーボール替芯のダブルデッカー(2階建)装填を目論んだ場合、鉛筆が70mm以下の短さになれば、ミミック・パシフィック1本に、鉛筆と極めてスムースな書き味のローラーボールの二刀流を装着して持ち歩けることになりそうだ。

 ただ文字を書くだけのためなら鉛筆だけ持って歩けばことは足るだろうし、昨今なら100均ショップに行けば、いくらでも便利に使えるシャープペンシルは売られている。

 しかし、こだわりのある鉛筆にはチョット違うユニークな鉛筆補助軸を使ってみたい。そんな思いで、普通の鉛筆なら通販で450本近くが買えそうなミミック・パシフィックを衝動買いしてしまった。

 不思議と後悔はまったくない。短くなった鉛筆に取り付けたミミック・パシフィックを見て、手のひらの上で親指と人差指でクルクル回していると、それだけで極めて気持よく幸せな気分になってくる。ミミック・パシフィックは“健身球”のような存在だ。

 クラシカルなイメージのミミック・パシフィックはべっ甲柄という極めて個性溢れる筆記具なので、どちらかと言えば新し過ぎない周辺アイテムとの相性がよさそうだ。

ぜいたくに1本だけ専用ケースに入れて持ち歩くのもグッドだ

ぜいたくに1本だけ専用ケースに入れて持ち歩くのもグッドだ

同じカラー傾向の多少クラシックなメモにはバッチリ合うだろう

同じカラー傾向の多少クラシックなメモにはバッチリ合うだろう

新しすぎない……ちょっと古いアイテムとの相性が抜群だと思った

新しすぎない……ちょっと古いアイテムとの相性が抜群だと思った

 ベストマッチなアイテムを探す楽しみと共に、新たな散財をしてしまう楽しい危険も一杯だ。ミミック・パシフィックは、今のところ、ほとんどが予約完売状態。入手希望の方には是非予約することをおすすめする。

■関連サイト

T教授

今回の衝動買い

アイテム:ミミック・パシフィック

価格:信頼文具舗にて1万1500円で購入


T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
 T教授も関わるhttp://www.facebook.com/KOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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