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T教授の「戦略的衝動買い」第281回

完売するほど人気の鉛筆補助軸「ミミック・パシフィック」を衝動買い!

2014年02月12日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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鉛筆が短くなった時に使う“鉛筆補助軸”だが、短くなるまで使うのを待てない「ミミック・パシフィック」が登場した!
鉛筆が短くなった時に使う“鉛筆補助軸”だが、短くなるまで使うのを待てない「ミミック・パシフィック」が登場した!

 PCの時代がネットワークの進化で急速に加速拡大し、その間に“デジタルワークスタイル”はビジネスピープルの働き方の1つとして確立した。そしてその後、スマートフォンやタブレットをクライアントとしたクラウドとSNSの時代に引き継がれてきた。

 デジタルワークスタイルは、従来の“アナログワークスタイル”の「紙に文字や絵を書く」という伝統的スタイルを一気に減少させたように思える。

 老舗の文具メーカーの中には、自らのビジネスの先行きを考え、デジタルとアナログを融合させる新規ビジネスや、デジタル文具そのものの市場に参入する企業も増加した。

 長く道具を使ってきた、人間という動物の面白いところかもしれないが、世の中のトレンドが疑いようもなく、あるベクトルを示して、世の中全体が1つの方向に大きく舵を切り出すと、今度はそれとは逆のムーブメントが必ずと言っていいほど登場してくる。

 それは単なるデジタルに対する対抗意識ではなく、道具としての感性を盛り込んだ伝統的筆記具への回帰やオマージュだったりする。筆記具の世界で言えば、“万年筆文化の復活”や“古くて新しいインク技術の開発”“個性的アナログ文具の誕生”などがそうではないだろうか。すべての腕時計がクォーツや電波時計にならないのとよく似ている。

一番長く使われている鉛筆を便利に使う道具

 昨今、使われている筆記具の中で一番歴史の長いのは「鉛筆」だ。人が黒鉛を最初に筆記用に使ったのは16世紀頃だと言われているが、きちんとした今の鉛筆のような格好になったのは18世紀末頃だ。

デリケートな芯を守ることからスタートしたキャップだが思わぬ発展を遂げた
デリケートな芯を守ることからスタートしたキャップだが思わぬ発展を遂げた

 “芯”という比較的デリケートな部品を採用している鉛筆を持ち運ぶために、人間はキャップを発明し、間違った文字を即座に消して正しく書き直すために消しゴムを考え、たくさん文字を書き続けるために誰でも使える鉛筆削りを考案した。

 そんな歴史ある鉛筆を便利にスマートに使い続けるために、今ではたくさんの便利で楽しい鉛筆の発展形を見ることができる。

常に携帯することを前提に作られた“ホルダー鉛筆”。米国では昔、企業のノベルティーに用いられることも多かった 鉛筆補助軸(鉛筆ホルダー)も最初は短くなった鉛筆を最後まで使い切るためのエコアイテムだった
常に携帯することを前提に作られた“ホルダー鉛筆”。米国では昔、企業のノベルティーに用いられることも多かった鉛筆補助軸(鉛筆ホルダー)も最初は短くなった鉛筆を最後まで使い切るためのエコアイテムだった

 キャップからスタートし、鉛筆削りや消しゴムまで、鉛筆による筆記のすべてをインテグレーションした“パーフェクトペンシル”、常時携行を前提に、おもに米国などで使われたモバイル特化型の“ホルダー鉛筆”、少し短くなった鉛筆を最後まで普通サイズで使うための“鉛筆補助軸”などが鉛筆に関わる関連商品だ。

初代のミミック(右)。のちに同じ発想のいろいろな商品が登場したが、オリジナルのミミックのエレガントさが光る
初代のミミック(右)。のちに同じ発想のいろいろな商品が登場したが、オリジナルのミミックのエレガントさが光る

 6年前、筆者は、アセチロイド素材で作られた鉛筆補助軸「ミミック」を購入した(関連記事)。ミミックの登場以降、数社から似た商品が登場したが、デザイン的にも使い勝手の面でも、いまだにミミックを超える商品は登場していないと確信している。

 そんなミミックの兄弟分が久し振りに登場するというニュースを聞き、現物を見る間もなく速攻で予約注文をしてしまった。

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