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MP3から卒業!? ハイレゾ音源環境を構築する! ― 第2回

高級ウォークマンも入手困難!? 大人気のハイレゾ音源を解説!

2013年12月18日 12時00分更新

文● 外村克也

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 前回は若干ノスタルジックな気分でMP3について振り返ってみたが、現在のデジタル音楽製品――特にハイレゾ対応製品も盛り上がりを見せている。

7万円超でヘッドフォンも付属していないのにむちゃくちゃ売れてるソニー「NW-ZX1」
7万円超でヘッドフォンも付属していないのにむちゃくちゃ売れてるソニー「NW-ZX1」

 その一例が、ハイレゾ対応ウォークマンの最上位機種「NW-ZX1」。ZX1は12月7日に発売されたが、BCNランキングでは集計期間が12月2日~8日にも関わらず、売上ランキング3位に入り、12月9日~15日の集計となる価格.com売れ筋ランキングでは堂々の1位となっている。

 そして、7万円超という価格にもかかわらず、大手家電量販店では現在品切れが相次いでおり、はっきり言って入手困難。ポータブルでも音質にこだわりたい、という人が増えており、そこにハイレゾというキーワードがハマっているのだろう。

 筆者も本特集にたずさわるにあたり、音楽環境をMP3からハイレゾに乗り換えたい! と考えた次第である。今回はPCを使ったハイレゾ音源の入手から再生までの手順を解説していこう。

ハイレゾ音源とは“高解像度”の音

横軸をサンプリングレート、縦軸を量子化ビット数とした場合のCD(左)とハイレゾ音源(右)の波形解析イメージ。きめが細かい=解像度が高い

 さて、そもそもハイレゾとはどういったものなのかを復習しておこう。ASCII.jp読者であれば、「ハイレゾ」というキーワードは音楽以外でもよく耳にしたことがある、という方もいることだろう。

 もともとハイレゾは、「ハイレゾリューション」の略で、“高解像度”という意味だ。デジタルオーディオでは解像度を44.1kHz/16bitなどと表現する。「kHz」はサンプリング周波数のことで、1秒間で表現できる波の数を表す。

 「bit」は量子化ビット数と呼ばれ、波の振幅を表現できるレベルだ。両方の数値とも、多いほど解像度が高いということになる。

 ちなみに、ハイレゾ音源といえる解像度に既定はないが、CDオーディオの44.1kHz/16bitや、DVDの48kHz/24bitを超える96kHz/24bitや192kHz/24bitの解像度をもつもの、というのが一般的だ。

ハイレゾ音源はオンライン音楽配信サイトで入手

 それでは、ハイレゾ音源はどこで入手できるのか。ディスクなら「Super Audio CD」を購入することで聴くことができるのだが、対応するプレーヤー(PS3初期モデルなど)が必要になるなど敷居が高い。

 ハイレゾ音源を手に入れるには、圧倒的にオンラインストアでのデータ購入のほうがラクだ。また、SACDは全体的にラインアップが少なく、クラシックやジャズなどが多め。オンラインストアでのデータ購入であれば、ロックやポップスなどのポピュラー音楽についても幅広く扱っているというメリットもある。

 ハイレゾ音源を扱うサイトとして有名なのは、「HDtracksや「e-onkyo」、「mora」、「HQM STORE」、「OTOTOY」など。

 音源数は通常解像度のものにくらべれば少ないものの、ハイレゾ音源の扱いが多く、まずおさえておきたいサイトだといえる。

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