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Kindle出版体験記――ツッコミ多め版 ― 第1回

Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシングの使い勝手を徹底レポート

Kindleで本を出したい方はいらっしゃいませんか!?

2013年05月08日 11時00分更新

文● 藤春都、柊和佑

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Kindleストアで自分の本を売るのだ

 以前から来るぞ来るぞと言われていた、出版界の黒船ことAmazonの電子書籍サービスが2012年10月にとうとう日本に上陸しました。電子書籍端末Kindleの日本販売と電子書籍販売サイトのKindleストア、そしてKindle Direct Publishing(以下KDP)のサービス開始です。

 KDPとはいわば電子書籍の自費出版サービスです。これまでの自費出版や同人誌において数万から数十万の印刷費を自分で賄わなければいけなかったのに対し、デジタルでの自費出版はデータさえ揃えられれば後はサービス側が売ってくれます。コンテンツ作成にかかる費用(画材費、取材費、取材と称した飲み代etc...)自体は以前と変わりませんが、流通、販売にかかる費用はぐっと安くなると言っていいでしょう。

 著者自ら電子書籍を製作して売るというサービスは以前から日本にもありました。有名所はpaperboy&co.運営のパブーなどでしょうか。既存のサービスと比べた場合のKDPの強みはその圧倒的な知名度です。国内最大のストアに自作が並ぶというのは大きな魅力なのではないでしょうか。まあ、作者がAmazonでの販売順位を逐一チェックし始めると暗黒面に落ちるのでやめたほうがいいと思いますけど。

 ともあれ、この新しいサービスに「ちょいと試してみるべ」と触ってみましたらだいぶ面白いことになっていました。実際にKDPで登録から出版までやってみた経緯を、心の叫びとともにお伝えいたします。

 筆者はテキスト屋ですので「文字もの」についてのレポートとなります。サンプルとして完売した自作の同人誌のデータを利用しました。

 なお、以下の記事につきましては2013年4月下旬時点の情報であり、Mac OS 10.8(Mountain Lion)上で動作確認したものとなります。できる限り検証はしておりますが誤りのある可能性があることをご承知おきください。

 “Kindleちゃん”と一緒に電子書籍のお勉強!?

 この記事の制作には、電子書籍の最新事情をイラスト・漫画・小説などで楽しく紹介した、自主制作誌『お客様の中にお医者様…いやKindleで本を出したい方はry』(2012年)から一部素材をご提供いただき、編集部で再構成しています。

 姉妹本の『電子書籍少女 VOYAGER edition』は、台湾の有力eBook書店「eクラウド メディア」「ワンダラー」がボイジャーの電子書籍ビューア『BinB(Books in Browsers)』を採用したことに伴う、日本発コンテンツ第1弾として配信されています。

 オリジナルの日本語版は、ボイジャーの「BinB Store」にて無料配信中。また、『電子書籍少女』シリーズ(既刊6冊)はCOMIC ZINにて通販可能

本記事の著者も寄稿している、姉妹本の『電子書籍少女 VOYAGER edition』は、台湾のeBook書店にてEPUB版の配信が始まっている

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