3月に多く「つぶやき」されたホットワードのなかに「きな粉」という言葉を発見。なにかのスイーツが世間の注目を集めたのかと思いきや、実のところ、空の異変について多くのツイートがなされたのだ。
NECビッグローブがツイッター利用者向け情報サイト「ついっぷるトレンド」で実施する毎月恒例のツイッター分析。3月(3月1日午前4:00~4月1日午前4:00)には「卒業式」(最多投稿日3月1日)や「野球」(同3月8日)、「黙祷」(同3月11日)、「WBC」(同3月8日)とともに「黄砂」(同3月10日)がトップ5にランクインした。
「黄砂」が上位ランクした原因は、関東を中心に空の異常を訴える数多くのツイートにある。3月10日の13時すぎから投稿が増えはじめ、動画投稿「ついっぷるフォト」にも、黄色い空を撮影した画像の投稿が多数寄せられた。
これは「黄砂」か、「花粉」なのか、あるいは毎年起こる「春霞」ではないか、などとツイートされたが、「煙霧と呼ばれる珍しい現象である」と気象庁が発表するとるいーとやリツイートが拡散。結果、3月10日のホットワードの時間推移では、13:00~15:00には「黄砂」「花粉」「土埃」「マスク」「春霞」がトップ5を独占。そして15:00~17:00になると、黄砂や花粉、土埃などを見立てた「きな粉」「こなこ」がトップ5入りしたのだ。
そのときの話題が反映されるツイッター。月間ホットワードランキングからは、日々の世の中の動きがうかがえる。