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「Endeavor NY2300S」ロードテスト第5回

エプソンダイレクトの14型PCはどれだけ使える?

100%負荷12時間!Endeavor NY2300Sを過酷なビジネス現場でテスト

2013年02月08日 11時00分更新

文● 林 佑樹

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 エプソンダイレクトの「Endeavor NY2300S」は、直販価格4万9980円(バリューモデルは3万4980円)でありながら、Core i5-3210M、4GB(DDR3 1600MHz)を搭載する14インチノートとコストパフォーマンスが光るため、ビジネス用途だけでなくエントリー向けの家庭用ノートとしても、いい仕上がりになっている。またバッテリー駆動時間もカタログスペックで約7.6時間と長く、14インチノートが持つ据え置きとモバイルの中間としての役割を十分に果たしてくれると、なかなか使い勝手のいいエプソンダイレクトらしい仕上がりでもある。Endeavor NY2300Sの詳細はこちらを見てもらうとして(第1回第2回第3回第4回)、今回は過酷なビジネスの現場でEndeavor NY2300Sが正常に動作し続けるのか、負荷チェックのようすを見ていこう。

Endeavor NY2300S。エプソンダイレクトのラインナップらしく、外見はスッキリしすぎているが、中身についての妥協がなく、コストパフォーマンスの面でも優れている

意外とよくあるオフィスでの長時間駆動

 導入したノートPCが減価償却を終えるまで、トラブルが極端に少なく済むことが理想的。もちろん、トラブルがないことが一番だが、実際にノートラブルというのはレアケースだろう。ソフトウェア起因のトラブルはインストールしているアプリの影響もあるため、その導入したノートPCが原因とは一概にはいえない。では、ハードウェアのトラブルはどうだろうか。

 仕事中にハードウェア障害で突然PCがダウンするようでは、企業向けPCとしては失格だ。オフィスでの運用は、ノートPCであればファイル作成だけでなく、打ち合わせに持ち運ぶこともある。また起動させたまま放置して長い打ち合わせということもあるだろう。起動時間で見てみると、出社してから退社するまで、平均して8~10時間の連日起動はあたり前といったところだろうか。そうなると、起動し続けることで、筐体に熱が広がり、徐々に放熱性能は落ちていく。このあたりは量販店に展示されているノートPCに触れたことがあれば、わかるハズ。

 そこで、ビジネスアワーにPCが酷使されている状況を再現すべく、自作PC界隈ではお馴染みの負荷ツール「Prime95」でEndeavor NY2300Sに長時間負荷をかけ続けるテストを実行した。また軽く走らせてみたところ、負荷が足りないかなぁといった印象だったので、GPUを酷使する「FURMARK」も同時に実行した。ディスクリートGPUがないため、あまりFURMARKは意味がないといえばないのだが、高負荷が長時間続いたほうがよいので採用した。

ベンチマークソフトで写真のような高負荷状態を作り出し、12時間連続で実行する。Prime95の設定は、インストール直後のデフォルトの状態を採用している。FURMARKも同様だ

 上記の負荷状態で、12時間回してみた結果、途中で落ちたのか、完走したのかといったことをチェックしつつ、各部の温度、騒音などもチェックしていくわけだ。またこの状況下でEndeavor NY2300Sがノートラブルであれば、一般的な運用範囲なら問題らしい問題にはまず直面しないだろうといえる。なお、本来Prime95は24時間ぶっ通しで実行するが、ビジネス用途の負荷テストなので、12時間動き続ければ大丈夫だろうと判断した。

 もっとも、ビジネス用途でCPU使用率が100%に貼り付くというケースは、あまりないと思われる。よくて50%前後を20分程度だろうか。普段は10~30%あたりで済むような作業が多いと思う。そこで、100%負荷12時間を試して、途中でPCがダウンするようなら、負荷を下げて再テストする計画とした。もし100%負荷12時間に耐えられなくても、50%負荷12時間でもビジネス用途なら十分だろうと考えたわけだ。

 なお、Prime95は本来は素数を探すアプリで、設定によってはメモリにも負荷をかけることができる。FFTサイズを2048-4096、Run FFTs in-placeのチェックを外し、Memory to useを2000前後としてみると、数分で落ちちゃう凶悪な負荷ツールでもある(10分ほど動作すれば、まず安定したものともいえるが)。

(気になる結果は、次ページに!)


 

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