最初にUIをチェック
ドコモの2機種はPalette UIとメーカー製ホーム
ドコモの2機種はホーム画面にPalette UIとメーカー製ホームを用意。Optimus Vuはメーカー製のホーム画面では、ロック画面が全方位にスワイプして解除する方法となり、カスタマイズが設定できるほか、ステータスバーの通知パネルには11のクイック設定(アイコン)があり、編集で自由にカスタマイズが可能だ。このように細かな部分までカスタマイズできるようになっていると、スマホに慣れている人ほど便利と感じられそうだ。
ELUGA powerは通知パネルに9個のアイコンを配置。横にスライドするのはOptimusと同じだ。興味深いのが、一番利用するであろう左端のアイコンに「ecoモード」を用意している点。スタミナ重視の端末らしい工夫だ。そしてその隣は画面を横からのぞかれても見にくくなる「ビューブラインド」。こちらも5型スマホらしい仕様だ。
AQUOS PHONE SERIEはシャープ独自の3ラインホーム。ロック画面はカメラやメールへのショートカットに天気や株価の情報も確認できる便利な画面になっている。ウィジェットにauスマートパスがあったり、ショートカットにauのアイコンが集まっていたりとauらしさはあるが、画面の構成は最近のAQUOS PHONEなどのシャープ製スマホと同じだ。ステータスバーの通知パネルには12個のアイコンが並ぶ。設定が左端に、そしてauスマホなのでWiMAXのアイコンもある。
大画面なので画面をのぞきこまれやすくなる?
横から画面を見にくくなる機能をチェックした
なおステータスバーでELUGA powerは「ビューブラインド」、AQUOS PHONE SERIEは「ベールビュー」で画面を隠すことができるため、両機種を比較してみた。
ELUGAのビューブラインドは画面全体が白くなり、小さい四角が並んでいる。斜めから見ると画面が白い点線(網)に覆われている感じだ。点線部分は文字が消えるので文章が表示されていても文章がズタズタになっており、内容がさっぱりわからない。
AQUOS PHONEのベールビューは、さまざまな色の大きなひし形の模様。色の変化で分かりにくくしているが、じーっと目を凝らすと読める。
どちらも脇からパッと覗かれるくらいでは分からないが、より文章の分かりにくさを感じたのはELUGA powerのほう。大画面なのでメールを覗かれるのが心配という人は参考にしてほしい。
この連載の記事
-
第212回
スマホ
3キャリアの主力ハイエンド機「Xperia XZ2」「Galaxy S9」「Mate 10 Pro」のスタミナ比較 -
第211回
スマホ
3キャリアの主力モデル「Xperia XZ2」「Galaxy S9」「Mate 10 Pro」でカメラ勝負! -
第210回
スマホ
3キャリアの主力モデル「Xperia XZ2」「Galaxy S9」「Mate 10 Pro」の速度対決 -
第209回
スマホ
3キャリアの主力販売モデル「Xperia XZ2」「Galaxy S9」「Mate 10 Pro」を比較 -
第208回
スマホ
「MONO」「Qua phone」「Android One」、キャリアのミドルクラスのスタミナは? -
第207回
スマホ
「MONO」「Qua phone」「Android One」、キャリアのミドルクラスのカメラをチェック -
第206回
スマホ
キャリアのミドル機「MONO」「Qua phone」「Android One」の速度比較 -
第205回
スマホ
主要3キャリアの最新ミドル機「MONO」「Qua phone」「Android One」を比較 -
第204回
スマホ
Galaxy、isai V30+、Xperia、ハイスペック機のスタミナテスト -
第203回
スマホ
Galaxy、isai V30+、Xperia、ハイエンドスマホのカメラをチェック -
第202回
スマホ
Galaxy、isai V30+、Xperia、キャリアのハイスペック機の速度を比較 - この連載の一覧へ