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秋葉原のショップブランドPCで秋の夜長は快適ゲーミング! 第1回

これでゲームもバリバリ!? パーツショップPCを比較【約12万円編】

2012年09月18日 12時00分更新

文● 藤田 忠

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ゲーム推奨モデルが超充実のドスパラは最新ビデオカードを搭載
ドスパラ「Galleria ファンタシースターオンライン2 推奨モデル XT」

NVIDIA最新ミドルレンジGPUの「GeForce GTX 660 Ti」搭載ビデオカードを採用する「Galleria ファンタシースターオンライン2 推奨モデル XT」は、基本構成で11万4980円

 数多くのゲーム推奨モデルを手がけるドスパラ「Galleria」シリーズのPSO2推奨モデル。ノートPCタイプから最強ビデオカードの「GeForce GTX 680」を搭載するハイエンドまで、PSO2推奨PCだけでも9モデルをラインナップする同店。カスタマイズも含めると、その選択肢はまさに無限だが、今回はNVIDIAの最新ハイミドルレンジGPUの「GeForce GTX 660 Ti」をいち早く採用しつつ、11万円台を実現した「ファンタシースターオンライン2 推奨モデル XT」を選んだ。

高冷却PCケースを採用する「Galleria」シリーズには、キーボードとマウスが標準で付属している

 同店の「Galleria」シリーズの魅力は、ついつい時間を忘れてプレイしてしまうオンラインゲームも安心して楽しめる高い冷却性能を備える「Galleria」シリーズ専用のPCケースだ。もちろん、ビデオカードの「GeForce GTX 660 Ti」やIvy Bridgeコアを採用する第3世代のCorei7の搭載もポイントだが、多数のゲーム推奨モデルがあり、ゲームイベントでの使用実績が豊富なのは、ユーザーにとってかなり大きな魅力といえる。

スペック
型番 Galleria ファンタシースターオンライン2 推奨モデル XT
CPU Intel 「Core i7-3770」(3.4GHz)
チップセット Intel H77 Express
メモリー DDR3-1600 4GB×2 8GB
HDD 1TB、SATA3
光学ドライブ DVDスーパーマルチ
ビデオカード GeForce GTX 660 Ti GDDR5 2GB
電源容量 550W
OS Windows7 Professional SP1(64ビット)
サイズ 213(W)×542(D)×450(H)mm
実売価格 11万4980円

 4コア/8スレッドに対応し、Turbo Boost時は最大3.9GHzで動作する「Core i7ー3770」や、SSDをHDDのキャッシュとして使える「Intel Smart Response Technlogy」にも対応する「Intel H77 Express」チップセット搭載マザーボード。さらにハイエンドGPUの「GeForce GTX 670」に迫る性能を発揮しつつ、消費電力を抑えたハイミドルレンジGPU「GeForce GTX 660 Ti」と、旬なパーツを集めた構成ながら、11万台の魅力的な価格帯を実現しているのがグッドだ。

ドスパラのみが扱うPalit製の「GeForce GTX 660 Ti」搭載ビデオカード。Palit製品は他社製の同性能(GPU)製品に比べて安価なため、同社のゲーム推奨モデルの低価格化にひと役買っている

 ちなみに、今回のモデルは基本構成になるが、同店では静音性を重視したカスタマイズ項目を用意しており、CPUクーラーの静音&冷却強化を行なう「静音パックまんぞくコース」や、CPUを水冷化する「水冷パック」、さらにHDDを静音ボックスに入れるコースなどがあるので、ユーザーのニーズに合わせた変更にも対応できる。

標準でも十分静かなCPUクーラー(ドスパラ専売のDeepCool製)を搭載しているが、より高い静音性と冷却性能を備えるCPUクーラーへのカスタマイズが可能になっている

電源ボタンや「GALLERIA」ロゴ廻りのカーボン風のデザインは、アクセントにもなっていてグッド。メッシュ部分の後ろには、12cmファンを1基装備している

水冷向けの穴や12cm角の排気ファンを装備。I/O部の使用しない出力端子部にはカバーが備わっている。ケーブルの付け間違いを防げるので、PC初心者にもうれしい配慮だ

フロントインターフェースは、USB 2.0と3.0ポートを各2基、デジカメ使いにうれしいカードリーダー、ヘッドホン、マイク端子を装備

トップ部にも排気用12cmファンを2基搭載。フロントの吸気ファンと計3基の排気ファンでPCケース内を強力かつスムーズに冷却する仕組みなっている

 「Galleria」専用PCケースのサイズは、幅213mm、奥行き542mm、高さ450mmと、幅、奥行きともに大きめ。設置スペースには注意が必要だが、水冷ユニットや最上位ビデオカードの「GeForce GTX 680」に対応しているため、やむを得ないところ。また、各種ケーブルの裏面配線スペースやCPUクーラーの換装時などに便利なホールも用意されている。

カード長のある「GeForce GTX 680」にも対応する余裕の内部スペース。拡張ベイも豊富で、3.5インチシャドウベイは4基(空き3基)備え、5インチベイも空きが2基ある

ファンの電源など一部のケーブルはPCケースの裏面に通されており、PCケース内の風の流れを妨げる要因を少なくしている。CPUの裏面が空いているので、バックプレート固定のCPUクーラーへの換装も容易だ

 電源ユニットは、80PLUS BRONZE認証を取得する550Wを搭載している。将来的にCPUやビデオカードといった高消費電力パーツのアップグレードを視野に入れているユーザーは、基本構成の550Wからのカスタマイズをオススメしたいが、HDDや地デジチューナーカードの増設なら、基本構成の550Wでも容量不足になることは、まずないので安心しよう。

電源ユニットはPCケース下部に、DELTA製の80PLUS BRONZE認証取得の550Wを搭載。よりエコな80PLUS GOLDなどへのカスタマイズもできる

SATA3/2ポートはアクセスしやすい位置に備わっており、拡張ベイ時自体の取り外しも可能なので、HDDの増設は容易だ。必要な電源ケーブルも、ドライブベイのそばにまとめれているのはうれしい

※編注:搭載パーツ(CPUとOSを除く)のメーカーや型番は、販売時期やロットによって同等性能の他製品に変わる可能性があります。掲載しているPCパーツは記事掲載時のものであり、記事内のパーツが必ず組み込まれることを保証するものではございません。

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