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Ivy Bridge搭載でさらに魅力が高まった

スタミナ抜群の新「レッツノート SX2」に刮目せよ!

2012年06月19日 11時00分更新

文● 広田稔、写真●篠原孝志(パシャ)

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脅威の約18時間駆動

 そんなSX2の最大の特徴は、CPUにコードネームで「Ivy Bridge」(アイビーブリッジ)と呼ばれていた第3世代Coreシリーズを採用したこと。Core i5/i7といった名前こそ第2世代のCoreシリーズである「Sandy Bridge」(サンディ ブリッジ)と同じだが、CPUに内蔵したグラフィック性能が向上し、より省電力化している(関連記事)。

 特に省電力化は効果が大きい。SX1と比べると、店頭モデルの場合、Lバッテリーでは約2時間、Sバッテリーでも約1時間もバッテリー駆動時間が伸びている。これだけバッテリー駆動時間が確保されていれば、モバイラーも心強いだろう。

Lバッテリーは装着すると背面側に飛び出るが、厚さは変わらない

モデル(CPU/ストレージ/メモリー) SX2・店頭モデル SX2・ウェブ直販(マイレッツ
倶楽部)モデル
Core i5/SSD/4GB Core i5/HDD/4GB Core i5/HDD/4GB、Core i7/SSD/8GB
(※2)
Core i7/HDD/8GB(※2)
バッテリー(L) 約19時間 約18時間 約18時間 約17時間
バッテリー(S) 約9.5時間 約9時間 約9時間 約8.5時間

※2 マイレッツ倶楽部プレミアムエディション

 バッテリー駆動時間の長さは、モバイラーだけでなく、普通の企業にとってもメリットがある。昨年に引き続き、今夏も電力不足によるピークシフトが求められている。バッテリー駆動時間が長いSX2なら、電力の消費が大きくなる昼間はACアダプターを外しておき、仕事が終わった夜に充電するといった使い方も実現可能だ。

 HDDを搭載した店頭モデルを使った、各種ベンチマークの結果は以下の通り。パナソニックによれば、昨年の夏モデルと比較して、PCMark 05のスコアが店頭モデルで約1.2倍、ウェブ直販モデルで約1.3倍に伸びたという。ビジネス用途では、十分過ぎる性能を備えているだろう。

PCMark 05

PCMark 07

CINEBENCH R11

モンスターハンター フロンティア オンラインベンチマーク

CrystalDiskMark

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