カーソルキー周りに独特の配置が見られる
ドコモ「SH-02D」
カーソルキー周りのキーに独特の配置が見られるのがSH-02Dだ。左右キーの斜め上にそれぞれソフトキーを配置。その下に左に通話キー、右に終話キー、さらにその下の左にDELキー、右に戻るキー。計6個のキーだ。他の機種は4個なので2個多い。この配置は最初少し迷うが、すぐに慣れるレベルだ。
凸型キーが特徴的なau「IS14SH」
auのスライド型テンキー付き端末には、IS14SHの前にIS11SHという端末があるが、外観はそっくりだが、キーの配置を見るとずいぶん変化がある。今回紹介するIS14SHは、左上がメールキー、左下がメニューキー、右上がブラウザーキー、右下が戻るキーという組み合わせ。
カーソルキーは中央の周りにくぼみを付け、テンキー部分は少し山なりの形状をしている。メールとブラウザーキーは文字入力時にはソフトキーも兼ねており、変換などの際に使う。正直筆者はテンキーの形が凸型になっているタイプは苦手で、あまり押しやすい感じはしなかったが、テストの計測値を見るととくに影響はなかったようだ。実際、誤入力が頻発した印象も無い。キーの形状が横に細長いので押すときは指先で押す感じになる。
キーの押しやすさは最高なのだが
カーソルキーがないのが…… 「INFOBAR C01」
今回とても意外な結果になったのがINFOBARだ。なにしろテンキーの押し心地は最高で、主観的にはとても好みのタイプだ。指の腹で押しても誤入力が起きないし、細かい操作が苦手でテンキーを使いたいという人には最適だ。
それゆえに文字入力テストで計測結果がふるわなかったのが不思議だった。ただしこの原因はテンキーではない。カーソルキーを持たないのが不利に働いたのだ。たとえば文字入力時に変換の操作をするため、タッチパネルを使う必要がある。候補の選択もタッチだ。このときハードキーではないため、どうしても誤入力を恐れて慎重に押す必要がある。もちろんこれは文字入力時だけの話で、アイコンやメニューのタッチはむしろカーソルキーより早く、便利なのだが今回のテストでは不利となってしまった。
またゲームでも他の端末では、カーソルキーでコマを進め、メニューの選択なども操作できるが、INFOBARでは画面を直接タッチして操作することになり、これが著しく不利に働いた。画面が小さいので表示されるメニューがタッチしづらく、コマを思うように進められない。誤入力も多発し、他機種が11ターンでクリアできるのに対し、どうしても13ターンかかってしまった。個人的にはとても使いやすいと思うが、今回のテストはこの端末にとっては不利なものばかりになってしまった。
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