赤いヒートシンクの低レイテンシメモリー
Corsair「CMZ8GX3M2A1600C7R」
最近は安値で推移しているDDR3メモリーだが、今回はあえてスペックを重視し、DDR3-1600(PC-12800)1.5V動作、「7-8-7-20」の低レイテンシを実現したCorsairの「CMZ8GX3M2A1600C7R」(4GB×2)を選択した。この製品はインテルだけでなく、AMDプラットフォームでの対応が正式に謳われている。永久保証も付くことから、今回の構成でも安心して使用できる。さらに、ヒートスプレッダーがAMDのコーポレートカラーのレッドということで、デザイン的にもAMDプラットフォームにおすすめである。
デュアルファン搭載のオーバークロック品
MSI「R6950 Twin Frozr II OC」
グラフィックスカードには、コストパフォーマンスに優れる「Radeon HD 6950」を搭載したMSI「R6950 Twin Frozr II OC」を選択した。こちらはクーラーに定評のあるMSIオリジナル「Twin Frozr II」を採用し、高い冷却性能と静音性を実現した人気モデルだ。
主なスペックは、コアクロック810MHz(定格800Mhz)、メモリークロック5000MHzで、搭載メモリーはGDDR5 2GB。デュアルリンクDVI-IとシングルリンクDVI-Dをひとつずつに、HDMI、さらにmini Display Port×2と、出力インタフェースが豊富に用意されているのも特徴となる。
性能を重視するなら、少々高いがより高クロックな「Radeon HD 6970」やデュアルGPU「Radeon HD 6990」を搭載するカードを狙ってみるのもいいだろう。
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高速かつ安定した転送速度を実現するSSD
PLEXTOR「PX-128M2P」
起動ドライブには、コントローラーにMarvell製「88SS9174」を、NANDフラッシュには東芝製MLCフラッシュメモリーを採用したプレクスター製SSDの128GBモデル「PX-128M2P」を用意した。主なスペックはシーケンシャルアクセスが読み込み500MB/秒、書き込み320MB/秒、ランダムアクセスが読込7万IOPS、書込6万5000IOPSなど。シーケンシャルアクセスだけでなく、OSやアプリケーションの起動で重要なランダムアクセスも非常に高速な製品だ。
さらに「Instant Restore」や「Bad Block Manage」アルゴリズムといった、独自機能を搭載したファームウェアのおかげで、長期間使用しても速度低下が少なく安定しているのも特徴となる。
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