厳選のBTOメニューで
あらゆるタイプのマシンに変身!
Endeavor TY5000Sの魅力のひとつに、エプソンダイレクトによって厳選されたパーツによるBTOメニューが挙げられる。これら個人/SOHOユーザーに向けて選定されたパーツを組み合わせることで、ビジネスマシンからゲーミングマシン、あるいは地デジ録画マシンなどに仕上げることが可能だ。
CPUは、Sandy Bridge世代のCore i5-2400(4コア、3.1GHz)/i5-2500(4コア、3.3GHz)、Core i7-2600(4コア、3.4GHz)から選択可能だ。いずれのCPUもインテル ターボ・ブースト・テクノロジー 2.0対応のクアッドコアで、内蔵GPUとしてIntel HD Graphics 2000を搭載している。
さらに高い性能を求めるなら、ハイパースレッディングに対応しているCore i7-2600を選びたい。もっとも安価なCore i5-2400と比べても1万1550円しか変わらないので、Core i7-2600を選んだほうが断然お得だ(2011年11月25日現在。詳細はウェブサイトを参照)。
搭載可能なCPUと価格差 | ||
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種別 | 特徴 | 基本構成価格との価格差 |
Core i5-2400 (3.1GHz) |
4コア、インテル ターボ・ブースト・テクノロジー 2.0対応 | ―(基本構成価格5万9930円に含まれる) |
Core i5-2500 (3.3GHz) |
4コア、インテル ターボ・ブースト・テクノロジー2.0対応 | +3150円 |
Core i7-2600 (3.4GHz) |
4コア、インテル HT テクノロジー、インテル ターボ・ブースト・テクノロジー 2.0対応 | +1万1550円 |
メモリーは4GBが基本構成で、8GBまたは16GBも選択できる。最小構成でも4GBと十分な容量が搭載されているが、8GBを選んだ場合+4200円、16GBを選んでも+1万3650円で済む(2011年11月25日現在。詳細はウェブサイトを参照)。購入しやすい価格なので、ここはズバリ、16GBを選ぶのもアリだろう。OSとしては64bit版Windows 7のみ用意されており、大容量のメモリーをフル活用できるのだ。
搭載可能なメモリー容量と価格 | |
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種別 | 基本構成価格との価格差 |
4GB(2GB×2) PC3-10600 |
―(基本構成価格5万9930円に含まれる) |
8GB(4GB×2) PC3-10600 |
+4200円 |
16GB(4GB×4) PC3-10600 |
+1万3650円 |
グラフィックス機能については、基本構成ではCPU内蔵のIntel HD Graphics 2000を利用する。一般的な使い方であれば十分な性能だが、3Dを使うとなるとちょっと厳しい。3Dゲームなどを快適にプレーしたいのであれば、オプションの「NVIDIA GeForce GTS 450」(+1万5750円)や「ATI Radeon HD 5770」(+2万3100円)を選ぶといいだろう(2011年11月25日現在。詳細はウェブサイトを参照)。
搭載可能なグラフィックス機能 | ||
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種別 | 特徴 | 基本構成価格との価格差 |
Intel HD Graphics 2000 | ビデオメモリーとして、メインメモリーから64MB占有。対応インターフェースはDVI-D、アナログRGB(PC本体)。DirectX 10.1対応 | ―(基本構成価格5万9930円に含まれる) |
NVIDIA GeForce GTS 450 | ビデオメモリーとして1GB(GDDR5)搭載。対応インターフェースはDVI-I×2、ミニHDMI(Type C)。DirectX 11およびCUDA対応 | +1万5750円 |
ATI Radeon HD 5770 | ビデオメモリーとして1GB(GDDR5)搭載。対応インターフェースはDVI-I×2、HDMI、DisplayPort。DirectX 11対応 | +2万3100円 |
また、これらグラフィックスカードは多くのソフト/ウィンドウを開いて業務を行なうという方にもお勧めしたい。独立したビデオメモリーを搭載しているため、一般的なアプリケーション使用時もシステム全体のパフォーマンスが向上するからだ。
ストレージには、HDDとSSDを選択可能だ。HDDの速度はすべて毎分7200回転で、容量は500GBと1TBの2タイプが用意されている。SSDは80GBと120GB、160GBの3タイプ。このうち120GBタイプのみ、600MB/sの超高速アクセスに対応のインテル510シリーズのパーツが採用されている。より高速なマシンを求めるなら、ぜひ120GB SSDを選びたい。なお、オプシションでHDDの増設が可能で、最高2基まで1TBのHDD(毎分7200回転、1基+8400円)を追加できる。頻繁にアクセスするシステム用ストレージには超高速タイプのSSDを選び、データ保存用に大容量HDDを増設するのが理想的な構成だ。
搭載可能なストレージ(1基目) | ||
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種別 | 特徴 | 基本構成価格との価格差 |
500GB HDD | SATA 300MB/s対応、毎分7200回転 | ―(基本構成価格5万9930円に含まれる) |
1TB HDD | SATA 300MB/s対応、毎分7200回転 | +2100円 |
80GB SSD | SATA 300MB/s対応、インテル製/MLC | +1万4700円 |
160GB SSD | SATA 300MB/s対応、インテル製/MLC | +3万3600円 |
120GB SSD | SATA 600MB/s対応、インテル 510シリーズ/MLC | +2万7300円 |
光学ドライブには、DVD±R 2層書き込み対応のスーパーマルチドライブか、Blu-ray Discの再生に対応したBlu-ray Discコンボドライブ、Blu-rayへの書き込みも可能なBlu-ray Discドライブの3種類が用意されている。ストレージに大容量HDDを選択しているなら再生専用のコンボドライブを選ぶのもアリだろう。SSDを選択しているなら、データバックアップ用に書き込み可能なBlu-ray Discドライブを選ぶべきである。
搭載可能な光学式ドライブ | ||
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種別 | 特徴 | 基本構成価格との価格差 |
スーパーマルチドライブ | SATA、DVD±R 2層書き込み対応、「Nero 10 Essentials」「WinDVD for EPSON」(CPRM対応)添付 | ―(基本構成価格5万9930円に含まれる) |
Blu-ray Discコンボドライブ | SATA、Blu-ray Disc再生対応、「Nero 10 Essentials」「CyberLink PowerDVD10 BD for EPSON」(Blu-ray CPRM対応)添付 | +6300円 |
Blu-ray Discドライブ | SATA、BD-R/RE 2層書き込み対応、「Nero 10 Essentials」「CyberLink PowerDVD10 BD for EPSON」(Blu-ray CPRM対応)添付 | +1万1550円 |
通信機能については、基本構成では有線LANのみの対応だ。ただし、オプションで802.11n対応のUSB無線LANアダプターや、USB接続のBluetooth変換アダプターを選択できる。そのほかのオプションとして利用したいのは、スリムタイプのマルチカードリーダーや地デジチューナーボードなどだ。マルチカードリーダーは、SD/SDXC/メモリースティック(PRO-HG対応)/xDピクチャーカード/コンパクトフラッシュ/マイクロドライブ/スマートメディア(3.3V)/マルチメディアカードなど40種類以上のメディアに対応している。
液晶ディスプレーについても、別途オプションで用意されている。選べるディスプレーは、エプソン純正製品が5種類、サードパーティー製品が2種類だ。オススメは、フルHD(1920×1080ドット)が可能な23.6型ワイドの大型ディスプレー。価格も2万1000円とお手頃だ。
オプションで購入できる液晶ディスプレーの種類 | ||
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製品名 | 特徴 | 価格 |
エプソン23.6型ワイド液晶 「LD24W81S」 |
1920×1080ドット、ノングレア | 2万1000円 |
エプソン21.5型ワイド液晶 「LD22W62S」 |
1920×1080ドット、ノングレア | 1万8900円 |
エプソン19型液晶※ 「LD1959」 |
1280×1024ドット、ノングレア | 1万9950円 |
エプソン18.5型ワイド液晶 「LD18W42S」 |
1366×768ドット、ノングレア | 1万2600円 |
エプソン17型液晶※ 「LD1756S」 |
1280×1024ドット、ノングレア | 1万5750円 |
※画面比率4:3のスクウェア液晶
用意されているディスプレーは、すべてノングレアタイプだ。ワープロソフトや表計算ソフトなどを使った書類作成も考えているなら、液晶表面に光沢処理が施されていない「ノングレア液晶」がお勧めなのだ。蛍光灯などの映り込みが抑えられるため、細かな文字や数字を凝視し続ける状態でも目の疲れが軽減されるだろう。