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Apple Geeks ― 第61回

Apple TVの「AirPlayミラーリング」を試す

2011年11月04日 22時00分更新

文● 海上忍

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 本連載「Apple Geeks」は、Apple製ハードウェア/ソフトウェア、またこれらの中核をなすOS X/iOSに関する解説を、余すことなくお贈りする連載です(連載目次はこちら)。

 UNIX使い向けを始め、Apple関連テクノロジー情報を知りつくしたいユーザーに役立つ情報を提供します。

最新ファームで「Apple TV」はこう変わる

 「Apple TV」の新ファームウェアが公開された。アップデータを適用すると、ファームウェアのバージョンは「4.4」(3140)に更新され、2つの新機能「AirPlayミラーリング」と「フォトストリーム」が利用できるようになる。

「Apple TV」ファームウェアアップデート時の注意

 「Apple TV」ファームウェアのバージョン「4.4」提供開始時、何らかの問題があったらしく、いったん配布を停止したあとにバージョン「4.4.1」「4.4.2」(3160)が公開された。またアップルは、4.4.1から4.4.2にアップデートする際、Apple TVのすべての設定をいったんリセットするよう呼びかけている。詳細は「Apple TV (2nd generation) ソフトウェアアップデートについて」を確認してほしい。

「Apple TV」

 AirPlayミラーリングは、iOSデバイスの画面そのままをApple TVにワイヤレス転送する新機能だ。これまでもiPad 2は、「Apple Digital AVアダプタ」を使いHDMIケーブルでテレビと接続すれば画面を転送できたが(ビデオミラーリング)、Apple TVの新ファームウェアにより同様の機能がワイヤレスで実現されたのだ。

iOSの画面をほぼリアルタイムにワイヤレス転送する「AirPlayストリーミング」AirPlayストリーミングおよびフォトストリームの利用には、バージョン「4.4」以降のファームウェアが必要
「Apple Digital AVアダプタ」

 ただし、対応機器はiOS 5にアップデートしたiPad 2およびiPhone 4Sのみ。つまり、「Apple A5」を搭載したiOS 5デバイスでなければ利用できない。ビデオミラーリングがiPadとiPhone 4、第4世代iPod touchでも可能なことと比較すれば、要求スペックはワンランク高いことが分かる。

 もうひとつの「フォトストリーム」は、iCloudのウリとなる新機能(関連記事1関連記事2)。iPod touch/iPhone/iPadなどのiOS 5デバイス、Mac OS X、Windowsに対応し、同じApple IDでサインインしたデバイス間で画像(JPEGやPNGなど、「アルバム」内の「フォトライブラリ」に保存可能なフォーマット)を共有できることが特徴だ。

 この機能を利用すると、iPhoneで撮影した写真をMac OS X用画像管理/編集ソフトの「iPhoto」や「Aperture」で確認したり、iPhotoに取り込んだ写真をiPhoneで閲覧したり、といった作業が同期なしにワイヤレスで可能になる。カメラもなければメモリカードリーダーも接続できないApple TVの場合、iPhoneのカメラロールやiPhotoのライブラリーを閲覧するための機能となる。

 なお、フォトストリームには最近撮影した(ライブラリーに取り込んだ)30日分が、1000枚を上限として保存される。対象は写真のみで、動画は含まれない。データの転送は無線LAN回線に限定されるため、付近に無線LANアクセスポイントがないかぎり、外出先で撮影した写真を自宅でリアルタイムに閲覧できるわけではない点は理解しておきたい。

iPhoto App
価格1300円 作者Apple
バージョン9.2.1 ファイル容量726.8MB
カテゴリー写真 ユーザーの評価(4.0)
対応デバイスIntel Mac 対応OSMac OS X 10.6.8以降
Aperture App
価格6900円 作者Apple
バージョン3.2.1 ファイル容量641.3MB
カテゴリー写真 ユーザーの評価(4.5)
対応デバイスIntel Mac 対応OSMac OS X 10.6.8以降

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