このページの本文へ

言いだしたのは誰!?

海自基地でまさかのコスプレイベントが開催!

2011年10月25日 22時02分更新

文● 伊藤 真広

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

基地広報担当官と主催者にコメントいただいた!

 小月航空基地の広報担当官に開催の経緯などについてお話を伺った。
 「小月航空基地の基地祭では、以前より子供用制服の試着撮影や制服を着た自衛官との記念撮影などを行なってきました。そのなかで、民間の方から自分たちの衣装を持ち込んで撮影を行ないたいといった要望がありました。そして今回、コスプレイベントを主催するコスプレピクニック実行委員会から企画・協力の提案をいただきました」と、コスプレイベントの開催までの経緯をコメントした。
 基地内で検討した結果、過去に門司港など公共エリアを使ってコスプレピクニックがイベント開催していることと、コスプレピクニック実行委員会が一定のルールを定めていることから、開催に踏み切ったとのことだ。

コスプレイヤーさんたちの上空を通過するT-5練習機。タイミングが合えば、コスプレイヤーさんとT-5のコラボ写真を取る事も可能だ

 コスプレピクニック主催者には、開催をしてみての感想をうかがった。
 「過去に門司港などの公共のエリアでのコスプレイベントを実施してきた点を評価していただき、今回のこのイベントを行なえたことを嬉しく思います。
 当然のことですが、基地内でコスプレイベントを開催するため普段のコスプレイベント以上に細かくルールを決めなければならないなど、苦労もありました」と、やはり従来のコスプレイベントとは勝手が異なり苦労したようだ。
 次回も開催できるかは不明だが、機会があればまだ実施したいと意気込みを語ってくれた。

ファンシードリルに使用されているのは、警察予備隊時代から使われている木製のボディが美しいM1ガーランド

美しいフォーメーションを組んだ行進や一糸乱れぬ捧げ銃などファンシードリルを格好良く決めたのは、航空学生の2回生から選抜されたメンバーたち。彼らの演技には、コスプレイヤーさんたちも見入っていた

会場内には屋台も出ており、地物の名物料理などが販売されていた

小月航空基地に関する資料を展示する「搭乗員教育資料講堂」も開放

資料講堂内には、先に発生した東日本大震災などの災害派遣での活動を報告するパネルも用意されていた

T-5練習機が導入されるまで運用されていたKM-2練習機も、資料講堂内に展示され、コックピットに座ることができるようになっていた

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ