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第1空挺団降下始めで陸自精鋭が大空を舞う!

2010年01月12日 18時00分更新

文● 伊藤 真広

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 有事の際に迅速に対処行動するために、防衛大臣直轄の機動運用専門部隊として、陸上自衛隊の中央即応集団隷下の精鋭部隊“第1空挺団”による「第1空挺団降下訓練始め」が、今年も同団の本部がおかれる習志野駐屯地の習志野演習場にて実施された。

一般公開の演習ということもあり、習志野演習場には、1万1千人もの人が空挺団の勇姿を見ようと集まっていた

 同訓練は、1969に1年間の降下訓練の安全を祈る「開傘祈願祭」として部内行事として始まり、1974年に一般公開を始め、1976年からは防衛庁長官(現:防衛大臣)の視察を受け空挺団の年頭行事として行われるようになったものだ。
 訓練には、第1空挺団のほか、第1ヘリコプター団、第1師団、東部方面航空隊、富士教導団、中央即応連隊、航空自衛隊航空支援集団が参加し、400名の隊員と戦車などの車両53両、ヘリコプターを含む航空機20機が参加して実施された。
 訓練は大型輸送ヘリCH-47(チヌーク)から、第1空挺団長の永井陸将補以下の指揮官、ならびに最先任上級曹長、最年少隊員による降下からはじまった。

訓練開始前には、ヘリが自衛隊の偉い人たちを乗せて飛来
米軍のUH-60ブラックホークに乗って、米軍の軍人も登場。彼らも空挺部隊所属なのだろうか?
CH-47から飛び出す第1空挺団の指揮官たち。このなかには、50歳を超える駐屯地司令にして、同団の団長である永井陸将補も混じっている
着陸したCH-47から降り立つのは国会議員などの先生方
桜星5つの防衛大臣旗を掲げて登場は、北澤防衛大臣

空挺団の華麗なる降下を見よ!

 指揮官の降下に続いて、CH-47から偵察小隊が降下。この降下の際に使用するパラシュートはMC-4という急降下の落下傘でレジャー用落下傘の2倍近い大きさ。この日の降下は地上約1400メートルから行なわれたが、酸素マスクなどの装備を装着すれば、高度1万メートルからの降下も可能で、25キロほど先の目標に着陸でき、東京湾を横断することも可能とのことだ。
 偵察小隊の降下に続いて、UH-1(イロコイ)によるヘリボーンやCH-47によるファストロープを使った偵察部隊による潜入・偵察が行なわれ、OH-1(ニンジャ)とOH-6(カイユース)による航空偵察とAH-1S(コブラ)による地上部隊への航空攻撃が実施された。

実戦を想定した訓練は、自由降下用の落下傘MC-4を使用した偵察小隊の降下から始まった
着地した偵察小隊の隊員が、カワサキKLX250をベースとした偵察用バイクで颯爽と演習場を走り去る偵察バイクが走り去ったところで、UH-1が登場
タラップに掴まっているのは、ギリースーツを着た空挺のスナイパーたち
地上に降り立ったら、即座に伏せて射撃体勢を整えていた。狙撃銃はレミントン・アームズ社のM24対人狙撃銃と思われる

ヘリで現地に到着する狙撃兵の動画

(次ページへ続く)

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