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OS X LionでWin7がサクサク動く「Parallels Desktop 7 for Mac」

2011年09月30日 12時00分更新

文● 田中俊光

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 9月7日、パラレルスは、Mac上でWindwsやLinuxなどのOSを動作させる仮想化ソフトの最新版「Parallels Desktop 7 for Mac」(ビルド14920)を発表した(関連記事)。

 日本では、ダウンロード版がすでに発売中で、パッケージ版が10月7日発売予定となっている。価格は、ダウンロード版の通常版が8500円で、特別優待版が6800円、アップグレード版は5900円だ。またパッケージ版の価格は、1万1500円(特別優待版は7800円)。

「Parallels Desktop 7 for Mac」(通常版)

特別優待版

 Parallels Desktop 7 for Macの特徴は、Mac OS X Lionのサポートや動作速度の向上など、90件以上の新機能と改良が加えられた点にある。本稿では、その中から注目のポイントを7つ紹介しよう。また、9月16日には仮想マシンの安定性と互換性を向上させた「ビルド14922」が公開されているので、すでに導入済みのユーザーは忘れずに更新することをお勧めしたい。

パラレルス「Parallels Desktop 7 for Mac」仕様
ダウンロード版価格8500円
(特別優待版6800円、アップグレード版5900円)
パッケージ版価格1万1500円
(10月7日発売予定、特別優待版7800円)
トライアル版パラレルスサイトにて配布中。無償で2週間試用可能
対応デバイスCore 2 Duo以上のIntelプロセッサ搭載Mac
(32bit CPUのCore Solo/Duoは未対応)
メモリー2GB以上
(Windows 7をゲストOSとして動作させるには4GB推奨)
ストレージ700MB以上の空き容量。別途ゲストOSごとに空き容量が必要
対応OS(ホスト)Mac OS X 10.5.8/10.6.7/10.7以降

マルチリンガル化で
最新アップデートが入手しやすくなった

 前バージョンまでのParallels Desktopは、英語版と日本語版が別製品として提供されていたが、Parallels Desktop 7では単体のアプリケーションで複数言語の対応し、OS側の言語設定に合わせた言語でメニューやヘルプが表示されるようになった。従来は日本語版のリリースが英語版より若干遅れることがあったが、今後は日本のユーザーも英語圏のユーザーに遅れることなくアップデートの恩恵を受けられるのはありがたい。

Parallels Desktop 7なら、日本で発売されたダウンロード版/パッケージ版も常に最新のアップデータが適用される

「システム環境設定」の「言語とテキスト」の設定に応じてParallels Desktop 7の言語設定も切り替わる。英語版を使用していたユーザーも、Parallels Desktop 7にアップデートすることで、日本語インターフェースで利用できるようになった

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