新iPadに加えて発表間近の次期iPhoneと、大きな話題の続くアップル。Macについても、高解像度で画面を表示できる「MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」、メモリー増量/高速化されたフラッシュストレージ搭載の「MacBook Air」、新OS「OS X Moutain Lion」と魅力的な製品がすでに登場している。アップルの製品だけあって新iPad/iPhoneシリーズとの親和性が非常に高く、移行を検討しているWindowsユーザーは少なくない。
移行の際にまず気になるのが、これまで利用してきたWindowsソフトがムダになってしまうことだろう。なかには、特定のソフト以外では利用できないデータもあるはずだ。
その解決策として挙げたいのが、9月4日に発売されたパラレルスの仮想化ソフト最新版「Parallels Desktop 8 for Mac」だ。Mac上に仮想のPCハードウェア環境を構築するもので、Windowsをインストールして、Windowsソフトをそのまま利用できるようになる。
Parallels Desktop 8の価格は、パッケージ版が7900円、アカデミック版が3900円、アップグレード版が4900円。またアップグレード版の場合、7月25日以降に「Parallels Desktop 7 for Mac」を購入したユーザーは無料でアップデートできる。無償試用版も配布しているので、試してみたい人はインストールしてみるといい(パラレルスのウェブサイト参照)。
パラレルス「Parallels Desktop 8 for Mac」仕様 | |
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パッケージ版価格 | 7900円(アカデミック版3900円) |
アップグレード版版価格 | 4900円 (7月25日以降に「Parallels Desktop 7 for Mac」を購入したユーザーは無料) |
トライアル版 | パラレルスサイトにて配布中 |
対応デバイス | Core 2 Duo以上のIntelプロセッサ搭載Mac (32bit CPUのCore Solo/Duoは未対応) |
メモリー | 2GB以上 (Windows 7/Mac OS X LionをゲストOSとして動作させるには4GB以上推奨) |
ストレージ | 700MB以上の空き容量。別途ゲストOSごとに空き容量約15GBが必要 |
対応OS(ホスト) | Mac OS X Snow Leopard 10.6.8以降/Mac OS X Lion 10.7以降/Mac OS X Lion 10.8以降。Mac OS X Leopard 10.5.xは非対応 |