Evernote連携も可能な個人用ドキュメントスキャナーの本命
imageFORMULA DR-C125は使い勝手を極めた名機だ
2011年08月29日 10時00分更新
Evernote連携でビジネスでの使い勝手が急上昇
ビジネスのキーワードに「クラウド」が浮上して久しいが、DR-C125はスキャンした原稿をEvernote経由でクラウドに収納することで、オフィスだけでなく外出先や自宅といった遠隔地から参照することを可能にしている。
すでにEvernoteを使っている人にとっては、さまざまなドキュメント、ウェブページやメール、ツイートといったEvernoteの情報源に、新たに「スキャンしたデジタル文書」という武器が加わることになる。もちろん、スキャンしたデータはパソコンのHDD上にも残せる。
スキャン操作は簡単で、スキャンジョブから「スキャン結果をEvernoteに送る」を選ぶだけでいい。このジョブでは、OCR処理され、日本語で検索が可能なPDFの作成が可能。そのため、外出先のノートPCやスマートフォンでEvernoteを検索すれば、該当するPDFを即座に呼び出すことができる。
また、もちろん検索機能はローカルに保存したPDFでも有効で、多くのPDFビューアーで検索できる。
使い勝手と多機能を併せ持つ 個人用スキャナーの本命
夏季休暇の時期も終わり、秋に向けてさまざまな案件が動き出す頃合だろう。ビジネスパーソンとしてはここらへんが一年の折り返し地点という気分ではないだろうか? そんなときは心機一転、仕事環境の改善に乗り出してみようではないか。第1目標は、今まさにアナタの机を占領しつつある書類の山だ。
とはいえ、その山を一枚ずつ分類する作業で徹夜続き……なんてのはつまらない。ここはひとつ、DR-C125をフル回転させて一気に電子化してみてはいかがだろう。そしてEvernoteに突っ込めば整理&検索もラクラク。机上のパソコンだけでなく、外出先からもスマホやiPadでいつでもどこでも検索&閲覧できる最強のビジネス環境が手に入る。
オフィスにしろ書斎にしろ、ドキュメントスキャナーは自分の手元に置き、思い立ったときに使えることが、最大のメリットでもあり、武器である。しかしながら、スペースの問題で購入をためらったり、せっかく購入した機器を遠い場所に追いやるケースがままあったことは事実だ。
こうなると、せっかくスキャナー設置のために片付けた机もまた原稿で埋まるという悪循環に陥ることになる。
そういう意味で、省スペースとパワフルなスキャン性能を両立させたDR-C125は、ドキュメント管理の救世主といえよう。そしてEvernoteをはじめとするクラウドとの連動は、紙の媒体を検索可能な情報へと生まれ変わらせるだろう。ビジネス文書ビューアーとしてのiPadやスマートフォンの活躍範囲も大きく広がることは間違いない。
CaptureOnTouchによる、一度使うと手放したくなくなる利便性のよさ、そしてドキュメントスキャナーの弱点を丁寧に潰してきた本体の素性のよさ。DR-C125は、まさに個人用ドキュメントスキャナーの本命/新定番といったところではないだろうか。
この連載の記事
-
第5回
PC
電子文書道を極めるためのオススメ記事 -
第4回
PC
文書デジタル化の定番! ScanSnapが支持される理由 -
第3回
PC
Bluetoothでケーブルいらず、持ち運べるスキャナー「Anyty」 -
第1回
PC
オフィス&家庭で役立つ!! 今日から始めるスキャナー活用術 -
PC
机上から紙を一掃!電子文書化マニアックス - この連載の一覧へ