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四本淑三の「ミュージック・ギークス!」 ― 第45回

注目のDJツール開発陣を直撃

楽しさは音ゲー以上!? プロも遊べる「KAOSS PAD QUAD」

2011年01月29日 12時00分更新

文● 四本淑三

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 DJの定番アイテム、コルグ「KAOSS PAD」シリーズ最新機種が、いよいよ2月下旬に発売されることになった。その名も「KAOSS PAD QUAD」(公式サイト)!

 4系統のエフェクトを組み合わせてタッチパッドで操作する、まるで楽器のようなエフェクターである。ギターやベースの「踏んづけエフェクター」と違い、リアルタイムな操作性が重視されている。ポイントは、指一本でパラメーターが操作できるタッチパッドだ。

 楽器が弾けなくても、シンセの仕組みが分からなくても、普段イヤホンで聴いている曲が、タッチするだけでギュイィィーン! と変化するのは純粋に楽しいと感じるはず。DJやミュージシャンだけでなく、いわゆる「聴き専」の人にこそぜひ試してみてほしい。

ヘッドホン推奨! イントロダクションムービー

 KAOSS PAD QUADは、とりわけDJに人気の高い「KAOSS PAD KP3」からサンプラーを取り外し、エフェクトのみに特化したような設計で、KP3の1.3kgから754gへと軽くなった。KP3との違いは、4系統のエフェクトを選んで同時に使えるようになったこと。

 秘密はすべての操作を1機能、1ボタンにまとめた設計にある。パネルを一目見るだけで機能が一望できる。これが非常に分かりやすい!

入出力端子は本体上部に集中。左からマイク端子(モノラル標準ジャック)とマイクレベル調整のつまみ。スライドスイッチ「SEND/DIRECT」は出力信号の切り替え。エフェクト信号のみ/エフェクト・入力信号のミックスを切り替えられる。その右がライン入力端子とライン出力端子(どちらもRCAピン L/R)、そしてヘッドホン端子(ステレオ標準ジャック)とボリューム。電源は9V専用のACアダプタ。KP3のようにPCとのUSB接続機能やMIDIインターフェースは持たない
タッチパッドの右側には、BPMのデジタル表示とBPM設定用のつまみがある。その下がボタンを叩いてBPMを決める「TAP」ボタン。TAPボタンの長押しで「AUTO BPM」に切り替わり、入力信号からBPMを自動検出するタッチパッド左側のつまみは、上がピークインジケーター付きの入力レベル調整、下がエフェクトと生音のバランスを決める「FX DEPTH」

 なお「QUAD」(4つの)ということでKP3の後継と思われがちだが、KAOSS PAD QUADは別ラインの新製品で、KP3も併売される。だからKAOSS PAD QUADを略して呼ぶなら「KP4」ではなく「KPQ」とするのが正しいようだ。

 価格はまだ発表されていないが、話の様子からすると、想像よりも1万円は安そうな感じだ。本格的なDJのニーズにも応える機材だが、入力ソースは何でもいい。PCやiPodにつないでMP3をソースにしたり、iPhoneやiPadの楽器アプリ、ニンテンドーDS用のKORG DS-10/M01と組み合わせて遊ぶのもありだ。

 そこでいつものようにコルグ本社におじゃまして、KAOSS PAD QUADの企画担当の坂巻さんと、エフェクトのサウンド・デザインを担当した大田さんにお話を伺いつつ、実機をいじり倒してきた。

(次のページに続く)

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