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ガラケーはやっぱりスゴイ! ケータイの機能をとことん調べてみた 第49回

激速タッチで強力になった全部入り ドコモ「F-01C」

2010年12月27日 16時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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 前回掲載した「SH-01C」と並ぶ(関連記事)、ドコモ「PRIMEシリーズ」の全部入りモデル「F-01C」を今回紹介する。

 夏モデルの「F-06B」で(関連記事)防水/防塵/アクセスポイントモードに対応し、これ以上強化するところはないのでは、と思うほど高機能なハイエンドケータイだが、F-01Cはさらに“激速タッチパネル”と名付けられたタッチパネルの操作性が売りである。

結構薄くなったフリーアングルの折りたたみ型

 全部入り端末は、全体的にスリム化が進むケータイの中でも、多少分厚いのが当たり前だった。しかし、F-01Cは13.9mm。カメラ部分は少々盛り上がっているが、夏モデルの「F-06B」が17.1mm、前回紹介した「SH-01C」は16.9mmだったことを考えると、手に持つと差を確実に実感できる薄さだ。

 またディスプレーが270度回転するフリーアングルの折りたたみ型スタイルを採用。横回転型ディスプレーは左に回転するのが一般的だが、F-01Cはそれに加えて右側にも90度回転する。カメラ機能を使う際により自由なスタイルで撮影が可能だ。

 さらにF-06BにはなかったHDMI端子を搭載している。フルHD画質の動画を撮影できるのはF-06Bと同様だが、別売のHDMIケーブルでテレビにつないで視聴が可能だ。

全部入りながら、13.9mmとかなり薄いボディが特徴的。HDMI端子も用意されており、動画を直接テレビに映せる

フルHDムービーの機能を強化

 フルHDムービーの撮影機能も強化がなされている。動画撮影中も顔優先AF、トラッキングフォーカス、手ブレ補正などに対応し、高音質なステレオ録音が可能なスーパーサラウンドマイクとズームマイクを搭載している。ズームマイクは撮影中にズームすると、より正面の音を集中して録音するというものだ。背面のカメラの周りに搭載された2つのマイクを使って実現された技術である。

自動シーン認識や顔優先AFなどの機能も搭載されている

 また静止画撮影時にはメモリがいっぱいになるまで連写を続ける「無限連写」機能がある(VGAサイズの場合、毎秒7.5枚)。スポーツや動き回る子供のように、撮りたい一瞬があったときはmicroSDの容量を確認して使ってみたい。撮影後は専用フォルダー内にデータが保存されているので、仮に「全部使えない写真だった」なんてときも丸ごと削除すればいいだけなのだ。

 あまり大きく売りとしているわけではないが、カメラ機能が0.5秒で起動するという高速性は大きな魅力。さらに1秒間隔で撮影できるクイック撮影モードを組み合わせれば、突然のシャッターチャンスにも対応できそうだ。

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