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週刊 PC&周辺機器レビュー第86回

10万円で楽しめるBD+3Dノート Acer AS5745DG

2010年12月24日 12時00分更新

文● 池田圭一

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Acer AS5745DG

 「3D元年」と言われる2010年最後の月に登場したのが、今回評価する日本エイサーの大型ノート「AS5745DG-A54E/L」(以下AS5745DG)だ。一見すると、15.6型ワイド液晶ディスプレー採用で、BDコンボドライブ内蔵のよくある大型ノートパソコンに見える。これで10万円を切る実売価格は魅力的である。

 しかし、それだけにとどまらないのがこの製品のスゴイところ。この価格で、液晶シャッターメガネによるフレームシーケンシャル方式の3Dステレオ表示機能(NVIDIA 3D Vision)を搭載しているのだ。3Dステレオ映像の入門機としては画期的な低価格機で、どこまで楽しめるのかを見てみよう。

AS5745DG-A54E/L 「AS5745DG-A54E/L」。ゲームPCとして利用できる実力を秘めながら、シックで落ち着いた外観である

日常パソコンとしても充実した性能

 まずは基本的なところから見ていこう。ディスプレーに15.6型ワイド/1366×768ドットの液晶ディスプレーを搭載した大型ノートで、外観的には落ち着いた普通のデザインである。細かなボーダー状の模様がある光沢仕上げの天板に、テンキー付きのキーボード、ヘアライン加工されたパームレストなど、シックなグレー調のカラーで統一されている。背面はバッテリーが占めるため、各種コネクターは両サイドにあり、前面にもメモリーカードスロットがある。

本体左側面 本体右側面
本体左側面。主要な接続インターフェースは左側側面に集中。左からアナログRGB出力、HDMI出力、LAN、USB 2.0、マイク、ヘッドホン。HDMIは3DフォーマットのHDMI 1.4に対応する本体右側面。左からUSB 2.0×3、後方に光学ドライブ、電源コネクタを装備する。バッテリーが底面に出っ張っているのは、キーボードチルトよりも排熱効率を高めるためだろうか

 キーボードはアイソレーションタイプに見えるのだが、キートップがスクエアの板状になっているだけで、通常のパンタグラフ式である。ぐらつきは少なく入力感は悪くないが、右のテンキーとの間も仕切りがないので、Enterや右Shift、BackSpaceを隣のキーと打ち間違えることもあった。テンキー搭載はビジネス利用でもゲーム用途でもありがたいのだが、このサイズ(幅379mm)なら外付けでもよかったように思う。

キーボード全景 キーボードを斜めから見た
右側にテンキーを装備するため、マルチタッチ対応のタッチパッドやや左寄りに配されている。テンキーと通常キーの間が判別しにくいことにやや難があるキーボードを斜めから見た。一見するとアイソレーションタイプに見えるが、四角い板状のキートップを載せた通常のパンタグラフ方式。ぐらつきなどはない

 搭載CPUはCore i5-460M(2.53GHz)、チップセットはIntel HM55 Expressで、メモリー4GBを標準装備する。近頃の一般的なビジネスノートの構成と似たようなもので、ネットのコンテンツ再生から、BDコンボドライブを用いて各種のメディア再生など、日常的な利用に不満はないだろう。

Windowsエクスペリエンスインデックスの値 Windowsエクスペリエンスインデックスの値。ほぼ6~7の間に集まっている。メモリーはデュアルチャネルのはずだがやや遅め

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