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必携!必読! Androidアプリ 第15回

月額315円で英和、国語などの各辞書が使えるソフト

2010年11月12日 12時00分更新

文● オカモト/ASCII.jp編集部

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旺文社の辞書で単語を検索

旺文社マルチ辞典 1.0.1

作者:エムティーアイ
価格:月額315円(アプリは無料)


 仕事柄とはいえ辞書や辞典の類とは関わりが深い生活を過ごしている。これまでAndroid端末上では、フリーの電子辞書データや過去に購入した商用の辞書データをAndroid用検索アプリと組み合わせて使ってきたが、お金を払ってもいいので、比較的新しく、また利便性の高い辞書ソフトを探していた。そんなときにリリースされたのが、この「旺文社マルチ辞書」だ。

辞書は合計16冊用意されている

 アプリ自体は無料で入手できるものの、実際の利用はアプリ開発元であるエムティーアイ社のサービスにユーザー登録し、月額315円の支払いが必要になる。その代わりに辞書はなかなか充実している。「旺文社国語辞典」「英和中辞典」「和英中辞典」「漢字辞典」などをはじめ、マナー辞典や英会話集などが用意されており、横串での検索も可能だ(特定の辞書を選択して検索することもできる)。

複数辞書でまとめて検索することも可能。またマナー辞典も

 また読みがわからない漢字については、手書きパッドで漢字を書いて自動認識させたり、検索結果に含まれる単語を指で選択して、さらに検索することも可能になっている。個人的には、そこそこ使える英英辞典があればなおうれしかったのだが、英英辞典はさすがにAndroidマーケットにはいくらでもあったので、とりあえずは問題なしとしておこう。

手書きで漢字を探したり、オフラインで辞書引きできるようにローカルにデータをダウンロードすることも可能

 これから登場してくる国内メーカーのAndroid端末には、日本のケータイと同じく標準で辞書アプリなども入っているようで少し羨ましくはあるのだが、本ソフトを利用すれば問題なし。さらにローカルにデータをダウンロードすれば、通信ができない場所でも検索が可能になる。

 試用版が用意されておらず、実際に有料登録しないと辞書機能が利用できないのがとっつきの悪さを感じるが、とりあえず1ヵ月でも試してみるといいだろう。

au「IS03」の画面。日本メーカー製らしく、標準で辞書機能が搭載されている

実際に機能を利用するには、提供元の「mopita」という課金システムへの登録が必須

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