このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

  • twitterでつぶやく
  • はてなブックマークに登録
  • del.icio.usに登録
  • livedoorクリップに登録
  • Buzzurlに登録
  • StumbleUponに登録
  • Google Bookmarksに登録
  • Facebookでシェア
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • お気に入りに登録
  • 本文印刷

西田 宗千佳のBeyond the Mobile ― 第49回

Core i3に強化された低価格モバイル VAIO Yの実力は?

2010年06月10日 12時00分更新

文● 西田 宗千佳

 CPUの世代交代もそろそろ一段落。ハイエンドな製品だけでなく、バリュー系の製品でも、Core iシリーズの利用が定着してきた。今回試用する「VAIO Y VPCY219FJ/S」(店頭販売モデル 以下VAIO Y)は、Core i3-330UM(1.20GHz)を採用した、バリューラインのモバイルノートだ。


価格+13.3型のサイズを重視
キーなどのクオリティーは合格

VAIO Y「VPCY219FJ/S」VAIO Y「VPCY219FJ/S」。外見はCore 2 Duo時代の製品と変わらない

 VAIOノートの中でもYシリーズは、「フルサイズでありながら価格重視」のラインといっていい。低価格なパソコンというと、大柄な14~15インチクラスの製品か、10~11インチクラスのネットブックが大半だ。前者はパワーこそ十分だがモバイルには向かず、後者はモバイル性は十分だが絶対的なパワーが足りない。

 というわけで、昨年あたりは俗に言う「CULVノート」が人気だったわけだが、新しいVAIO Yはそれともちょっと異なる。CPUクラスこそ似たような位置づけだが、サイズはいわゆるモバイルノートとしては限界サイズの13.3型であり、重さも約1.78kgと重めだ。だが一方で、このサイズは快適なタイピングと見やすいディスプレーを提供できる、ちょうど良い大きさでもある。13.3型モバイルノートと言えば、同社の「VAIO Z」をはじめとするハイエンド機が思い出されるが、あれはすべての人が買える価格帯ではない。

 というわけで、価格を抑えつつ13.3型でまとめ上げたVAIO Yの登場、ということになる。すでに述べたように、CPUは超低電圧版のCore i3プロセッサーであり、Atomよりはましだが、さほど高速とはいえない。また、13.3型サイズなのに光学ドライブがないのも、若干見劣りする。だがそれでも「11万5000円前後」という価格は、それらの条件があっても納得させるだけの力を持っている。

VAIO Z(旧モデル)と並べてVAIO Z(旧モデル)と並べて
VAIO Z(右、旧モデル)と並べて。ディスプレーサイズがほぼ同じなので、こうしてみると同じようなサイズに見えるが実際には幅が若干大きい。キーボードもその分だけ少し余裕がある

 実際に触ってみても、13.3型ノートとしても大柄なサイズからくるキーボードの打ちやすさはなかなかのものだ。Enterキーがちょっとびっくりするくらい大きいのだが、気になるのはそのくらいのもの。タイプ音が大きめで、少々コストダウンを感じさせるのが難点ではあるが、アイソレーションタイプのキーボードとしては、十分に水準をクリアーしている。

VAIO YのキーボードVAIO Yのキーボード。十分に広く打ちやすい。なぜかEnterキーが巨大だ

 ネットブックなどでは割愛されがちな、ExpressCard/34のスロットがあるのもポイントだ。特に日本国内の場合、通信関連を中心にほとんどの機器がUSB対応になり、以前ほど価値を感じにくくなってはいるが、ビジネス用途を考えると、ないよりはあった方がいい。

 ボディーの作りは、素材こそコストダウンが感じられるが、組み立て精度やパーツの作りは良い。特にパームレスト部が一体成形になっており、継ぎ目などが手の平にかかることがなく快適だ。

本体正面
本体正面。左にメモリースティックとSDカードスロット、右に無線機器スイッチが並ぶ
本体左側面
本体左側面。左から電源コネクター、アナログRGB出力、HDMI出力、USB、IEEE 1394、マイク、ヘッドホン
本体右側面
本体右側面。左から、ExpressCard/34スロット、USB×2、有線LAN

前へ 1 2 3 次へ

この連載の記事
最新記事

ASCII.jp特設サイト

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ピックアップ

富士通パソコンFMVの直販サイト富士通 WEB MART

デル株式会社