エンタテインメント性と羞恥プレイは紙一重
ぴなふぉあ3号店の落としどころはシャイな君にも優しいぜ!
3号店のコンセプトは、エンタテインメント性の重視。1、2号店では、文字入りオムライスなどエンタテインメント成分の高いメニューも用意されていたが、「萌え注入サービス」などはあまりなかった。提供するのは、メイドさんとの会話というホスピタリティだ。
しかし3号店のメニューのほとんどは、エンタメ成分の入ったものとなっている。中にはメイドさんとのチェキつきメニューも!
しかーし!ここに問題がある!
エンタテインメント性と羞恥プレイは紙一重
という大きな障壁だ。経験あるっしょ?
取材中の俺様にとっては、エンタテインメント性が特上、極上? いや獄上の羞恥プレイになる。ただでさえストロボをパンパン打って店内では浮いてるし、周りの席からは「アスキーが来てるんだってよ」って囁きが聞こえるのだ。で、メイドさんにお勧めのメニューを聞くと、エンタテインメント汁が滴り落ちるようなメニューをニコニコと親切に教えてくれるので、オーダーせざるを得ない!(笑)
そして料理が出てくると「ご一緒にどうぞ〜!」と萌えの注入音頭を踊らされるのだ! 店内のお客さんの視線をすべて集めて、踊らなきゃならない辛さ分かるかなぁ〜(笑)。しかも「もっと大きな声でご主人様っ!」なんて励まされちゃうときも……。
ときには「取材の方!ステージに上がってくださいー」なーんてお誘いを受ける。コレ13段の階段っすか? なんの罰ですか!?と……。場の雰囲気を壊しちゃまずいので、他のマニアに負けないぐらい弾けてステージイベントにも参加……。
しかし、ぴなふぉあ3号店のエンタテインメント性は、羞恥プレイにならない程度の落としどころってのがイイ。ご主人様が積極的に参加しなくても大丈夫なものがほとんど。しかも比較的テーブルが離れているため「ごにょゴニョ」っと隣のテーブルに聞こえないように誤魔化せるので、シャイボーイでも安心だ。
もちろん積極的に参加したいご主人様は、大きな声で楽しむってのもアリ。
またお誕生日を派手にやりたいなんて場合は、シャンパンタワーのメニューもある。価格は、段数などにより要相談となるが、20人のメイドさんに囲まれてお誕生日を祝ってもらえるなんて、アニメの中しかできないぜ! これはちょっと魅力的かも?
バックヤードにはイベントステージもある!
イベントスケジュールなどは未定となっているが、喫茶フロアとは仕切られたイベントステージがあるのも特徴。
大きなステージとは言えないが、スポットライトに巨大なJBLのスピーカー、オーディオ機器にミキサー、スクラッチなどちょっとしたクラブ並み設備だ。
ここではお店側が開催するイベントのほか、空きがあれば貸し切りにもできるということなので、大人数でのオフ会などでも使えそうだ。ただカラオケはないので、オケのCDを持参してアニソン縛りで盛り上がるのがいいだろう。
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