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最強モバイルワークステーション

Core i7とWUXGA液晶搭載の「Dell Precision M6500」

2010年04月22日 09時00分更新

文● 石井英男

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1920×1200ドットでAdobe RGB100%表示可能な高品位液晶を搭載

 液晶ディスプレーは17インチワイドで、解像度はWXGA+(1440×900ドット)またはWUXGA(1920×1200ドット)から選べる。最近の大型ノートPCでは、1920×1080ドット表示のフルHD液晶を搭載する製品が増えているが、WUXGA液晶はフルHD液晶よりも縦のドット数が120ドット多いので、一度により多くの情報を表示できることが利点だ。解像度が高いので、CADソフトや3G CGソフトなども快適に利用できる。

 さらに、WUXGA液晶には、通常の液晶と表示可能な色域が広いRGB LED液晶、RGB LED Edge to Edge液晶の3種類が用意されている。RGB LED液晶は、Adobe RGB100%の色域を表示できるので、鮮やかで正確な色表現が可能だ。

 色にこだわるデザイン用途やフォトレタッチ用途には、RGB LED液晶がお勧めだ。RGB LED Edge to Edge液晶は、RGB LED液晶とスペック的には同じだが、液晶と液晶周囲のベゼル部分が完全にフラットになっていることが特徴だ。なお、RGB LED Edge to Edge液晶は、ボディカラーがオレンジのCovetモデルのみ選択可能だ。

試用機は1920×1200ドット表示対応のWUXGA液晶を搭載。縦の解像度が高いので、ウェブサイトも快適に閲覧できる

Edge to Edge液晶は、液晶と液晶周囲のベゼル部分が完全にフラットになっているので、デザイン的にも美しい

 また、RGB LED Edge to Edge液晶は、液晶上部にウェブカメラを搭載しているが、それ以外の液晶ではウェブカメラの有無も選択できる(マイクは全モデルに搭載)。試用機には、RGB LED Edge to Edge液晶が搭載されていたが、発色は鮮やかで、コントラストも高く、表示品位は非常に優秀だ。RGB LED Edge to Edge液晶では、液晶と液晶周囲のベゼル部分に光沢パネルが貼られており、液晶とベゼル部分の段差がないので、外観がスッキリしており、スタイリッシュだ。ただし、光沢パネルが貼られているため、外光の映り込みが多少気になることがある。

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