一見シンプルなデザインながら、細かいところに凝っているケースを採用したデルのセパレートデスクトップPC「XPS 8700」。前回は外観をインターフェイス周りなどを中心に紹介したが、今回は実際の使い勝手とベンチマークによる性能評価などを紹介しよう。
電源を入れて実際に使ってみると、非常に快適に利用できる。デスク上に設置して顔の近くで動いている状態でも動作音が気になることもなかった。電源ボタンが天面側にあるが、取り付け部分がちょうど傾斜していることと、少し周囲をくぼませた中にボタンが据えられているおかげで何かを置いた際にうっかり電源ボタンを押してしまうという心配はなさそうだ。
フロントインターフェイスが上よりに取り付けられているのと、天面にインターフェイスがあるおかげで、デスク下に置いても身をあまりかがめずに操作できるのも快適だ。USB端子の配置も前、上、後ろとバランスがよい。配置場所が離れているため、同時利用するデバイス同士がぶつかって邪魔になるというような心配もない。
「XPS 8700」試用機のスペック | |
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CPU | Intel Core i7-4770(3.40GHz) |
チップセット | インテル Z87 Express チップセット |
メモリ | 16GB |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX660 |
ストレージ | 32GB SSD+2TB HDD |
通信機能 | 1000BASE-T |
インターフェイス | USB 3.0端子×6、USB2.0端子×4、HDMI端子×2、DVI端子×2、DisplayPort端子×2 |
カードスロット | マルチカードリーダー |
本体サイズ/重量 | 幅185×奥行き444×高さ406.8mm/約13.8kg |
OS | Windows 8 |
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