このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

ウワサのAndroid端末「Xperia」がついに登場!

「Xperia」で新しいコミュニケーション体験を楽しもう!

2010年03月18日 15時00分更新

文● ヤシマノブユキ、ASCII.jp編集部 写真●小林 伸

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

写真や動画、音楽も常にネットの繋がりの中で楽しめる

 Xperiaの目玉はもう1つある。それが「ミュージック」「ムービー」「フォト」の各メディアファイルをウェブと連携して楽しめる「Mediascape」だ。

カメラ機能 Xperiaのカメラ機能は810万画素にオートフォーカス機能付きとコンパクトデジタルカメラも顔負け。笑顔を検出しての自動撮影機能もある

 特にフォト、つまり写真の機能が便利で楽しい。筆者はいつもスマートフォンで色々な写真を撮り、ある程度枚数がたまったらインターネット上のウェブアルバムにデータをアップロードしている。

 これまでは端末内の写真データとインターネット上の写真データとでは、別々のアプリから表示するというのが一般的な操作だったろう。しかしMediascapeのフォト機能では、Xperia内の写真とPicasaTMやFacebookにアップロードした写真とを1つの画面にまとめて表示してくれるのでその必要がない。

Mediascapeを起動して右下の「フォト」を開く。上の「マイフォト」がXperia内の写真で、下の「ウェブフォト」がアップロード済みの写真。見たいものをタップすれば大きく表示できる写真のアップロード先はPicasaとFacebookに対応。本体のメニューボタン→「フォトホーム設定」で各サービスのアカウントを入力すれば準備は完了
撮影後、画面上のメールアイコンをタップするとこのようなメニューが表示される。PicasaかFacebookを選択してアップロード。Picasaは、アップロード時にアルバムを作成したり、限られた人にのみ公開するよう設定可能

 また、ムービーについても同じくXperiaで撮影した動画を直接YouTubeTMにアップできる機能を持っている。逆にYouTubeの動画を再生する場合は標準で用意されている専用アプリを用いる。高解像度モードでの再生も可能で、4型フルワイドVGA液晶との組み合わせはとても高画質だ。

 ミュージックはCDからの音楽の取り込みはWindows用ソフト「Media Go」を用いる。ジャケット写真やアーティスト名などの情報とともに簡単にXperiaにデータを転送できる。さらにレーベルゲートが運営する「mora」から音楽を購入することも可能だ。Android端末向けに専用アプリ「mora touch」が提供されているので、グラフィカルなインターフェイスでJ-POPを中心とした好みの音楽を見つけ出すことができる。

 またXperiaではただ動画や音楽を再生できるだけでなく、たとえばジャケット写真の表示中にinfiniteボタンを押すと、YouTube上でそのアーティストに関連した動画を検索できるなど、マルチタスクでアプリが動作するAndroid端末ならではの活用の幅が広がっている。


 筆者はこれまでさまざまなスマートフォンを使ってきたが、アプリの切り替えを意識せずに、これほどコミュニケーションやメディアファイルをスムーズに使いこなせる機種に出会ったのは初めてだ。これこそ筆者が求めていたものと言っても過言ではない。

 普段から積極的にネット上でコミュニケーションしている人にとっては手放せない存在になることは間違いないし、これからTwitterなどのSNSを本格的に始めてみたい人にも自信を持ってオススメできる。

SC-01B
SC-01B

ドコモのスマートフォンはXperiaだけではない!

 今回紹介した「Xperia」はフルタッチ操作で、多彩なコミュニケーションを存分に楽しめる端末だが、メール送信やブログ更新など、テキスト入力により重きを置きたいユーザーであれば「SC-01B」にも注目したい。

 SC-01Bは「Windows Mobile® 6.5 Professional」を搭載。タッチパネルとQWERTYキーボードの組み合わせでPCライクな文字入力が可能だ。またWindows Mobile 6.5の特徴でもある、多数のアプリがダウンロードできる「Windows Marketplace for Mobile」が利用できる。通信機能はFOMAハイスピード対応(下り最大7.2Mbps/上り最大5.7Mbps)。IEEE802.11b/gの無線LANにBluetooth、さらに3G+GSMの国際ローミングサービスとビジネスユーザーにも適した1台だ。

 ほかにもAndroid OS搭載の「HT-03A」、Windows Mobile+薄さ9.9mmのフルタッチケータイ「T-01A」、世界で人気のQWERTYキーボード付き端末「BlackBerry® BoldTM」と、それぞれのニーズに合わせたラインアップが用意されている。詳しくはNTTドコモのサイトをチェックしてみよう。

HT-03A T-01A BlackBerry Bold
HT-03AT-01ABlackBerry® Bold™

※通信速度は、送受信時の技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。ベストエフォート方式による提供となり、実際の通信速度は、通信環境やネットワークの混雑状況に応じて変化します。※送信時最大5.7Mbpsに対応したエリアの詳細についてはドコモのホームページでご確認ください。※FOMAハイスピードエリア内であっても、場所によっては送受信ともに最大384kbpsの通信となる場合があります

※本記事で紹介した機種はいずれもiモードには非対応です
※ご使用時には「パケ・ホーダイ ダブル」などのパケット定額サービスのご利用を強くお勧めします


*「Xperia」「Timescape」はSony Ericsson Mobile Communications ABの商標または登録商標です
*「Twitter」はTwitter,Inc.の登録商標です
*「mixi」は株式会社ミクシィの登録商標です
*「Facebook」はFacebook,Inc.の登録商標です
*「Android」「YouTube」「Picasa」はGoogle Inc.の商標または登録商標です

■関連サイト

前へ 1 2 3 次へ

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中