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ガラケーはやっぱりスゴイ! ケータイの機能をとことん調べてみた 第6回

ケータイの最新イルミネーション事情をチェックする

2010年02月22日 16時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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フロントパネルに浮かび上がる au「S002」

 S002のフロントパネルは、光っていないとSH-02Bよりもイルミが現れることに気付かないだろう。しかし着信などがあるとイルミネーションが光り、お知らせアイコンが浮かび上がる。また時計表示も行なう。このイルミは線が縦横に並んでいるシンプルなイルミだが、誕生日には四角形の表示になり、ぐるぐる回るイルミが見られる。

 またフロントパネルの縁に1つランプがあり、色や点滅の種類を変えられる。オリジナルの点滅パターンも作成できるのだが、1つだけのランプということもあり「さり気ない」印象だ。ド派手に光らせたい人には物足りないが、S002イが欲しい人には、この「さり気ない」のがいいのだろう。

短い線が縦横に移動しながら点滅するというだけの比較的地味なモノだが、案外目立つ

ランプ1点のシンプルイルミ
ソフトバンク「840P」

 まさにシンプルイルミの代表格が840Pだ。光るのはフロントパネルでただ1点。サブディスプレイの脇にあるランプだけ。しかしこれも立派なイルミネーションだ。設定で7種類(OFFを含めれば8種類)の色を選べるし、激しく点滅するので、小さいわりに目立つ。とくにグリーン、イエローは強い色と感じた。またテンキーも光るが、こちらもシンプルなバックライトだ。

840P

シンプル端末の「840P」だけあって、イルミもシンプル。1個だけのLEDを激しく点滅させるなどで着信などを知らせる

5つのイルミで多彩なパターン
ソフトバンク「940SH」

 フロントパネルにサブディスプレイがあることには気付くが、すぐそばに実は5つのイルミがある。このイルミパターンに激しい点滅をするものがそろっている。たとえばサッと線が光るような「流星4」、5つのイルミが一斉に点滅する「警告灯」、2つずつ激しく点滅する「ビート」、逆にゆっくり点滅する「ゆらめき」、波が打ち寄せては引く動きのような「波紋」など。5つのイルミで随分とさまざまなパターンがあるものだ、と驚いた。

一直線に並べられた5つのLEDが、さまざまなパターンで点滅する

同じNでもこちらは抑えめ
ソフトバンク「940N」

 サイズ/デザインが似ているドコモのN-01Bと同じように、フロントパネルとテンキーにイルミの設定ができる。しかし、こちらはやや抑えめ。フロントパネルはサブディスプレイ脇の1点が光るだけだ。ただし「N」らしく色とパターンを選べるので、強めのグリーン系を激しく点滅させる、といった設定にすると目立つだろう。逆にボワーっと光らせることもできる。

 テンキーのイルミネーションは、N-01Bほどキー全体が光るわけではない。テンキーの各キーの間にあるイルミが、縦の線を作るように光る。こちらも「マルチカラー」などの色やパターンを選べるので、多くのケータイよりは明らかに「派手」にできるが、N-01Bには敵わない。

N-01Bと同じNEC製端末だけあって、キー部のイルミネーションは派手である


折りたたみケータイならではのイルミネーション

 イルミネーションの派手なケータイが減っているのは、フルタッチパネルのケータイが増えたことも理由のひとつだろう。たとえばiPhoneの背面にイルミがあっても、目につかないことが容易に想像できる。

 しかしイルミはカスタマイズできるとグッとおもしろくなる。暗闇の中で虹色に光ったりするのを見るとちょっと嬉しい。これらフロントパネルやテンキーの「遊び心」を、たまには楽しんではいかがだろう。恐らくガラケーならではの楽しみのはずだから。

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