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2010年 Core i7/5/3搭載ノートはコレが買い! ― 第1回

Core i5/3って何が違うの? 新CPUノートの素朴な疑問

2010年01月25日 12時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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 インテルが1月8日に発表した新CPUを搭載したノートパソコンが、パソコンメーカー各社から一斉に発表された。「Arrandale」(アランデール)のコード名で呼ばれるこの新CPUとそれを搭載するノートパソコンは、2009年までのノートと何がどう違うのか? 新CPUノート特集の第1回では、新製品を正しく理解する前提となる新CPUの特徴やラインナップについて、Q&A形式で答えよう。

ハイエンドのCPUコアをメインストリームに

Q1 そもそも新CPUっていったいなんだ?

Core i5
新CPUの一種「Core i5」

A1 本特集では、新しいCPUアーキテクチャー(通称Nehalemアーキテクチャー)を備えたインテルのCPUを、新CPUと呼んでいる。基本的に、CPU名に「Core i」と付いているノート向けCPUがそれだ。ほとんどが1月8日に発表されたArrandaleだが、一部ハイエンドの製品には、2009年9月に発表されたコード名「Clarksfield」(クラークスフィールド)を搭載するものもある。

 これらの新CPUは、2008年11月に登場したデスクトップ向けの「Core i7-900番台」と同じアーキテクチャーを備えたCPUで、これからのデスクトップ、ノート、さらにはサーバー分野の主流となるアーキテクチャーである。従来の「Core 2 Duo/Quad」の仕様の多くを一新して、大きな性能向上と高度な電力制御機能などを備える。詳しい特徴は以下で述べる。


Q2 Core iシリーズにはどんな種類のCPUがあるのか?

A2 以下にノート向けのCore iシリーズのラインナップを示す。表はコア数と電圧別で分類している。通常電圧版は大型ノートからやや大きめのモバイルノートまでに、低電圧版や超低電圧版は小型・軽量のモバイルノートに使用される。

 あまりに多いのでややこしいが、基本的には以下のルールで区別できる。ただし、これはノートパソコン向けCPUの現時点でのルールである。デスクトップの分類はこれと異なるので、そのまま適用できない。

  • ナンバーの末尾が「XM」「QM」はクアッドコア(Clarksfield)、「M」「LM」「UM」はデュアルコア(Arrandale)。
  • デュアルコアCPUのうち、ナンバーの末尾が「M」だと通常電圧版、「LM」は低電圧版(Low voltage)、「UM」は超低電圧版(Ultra low voltage)。
  • i7とi5/3の違いは、3次キャッシュメモリーの容量(デュアルコアCPUの場合)。
  • i7/5とi3の違いは、ターボ・ブースト・テクノロジーへの対応/非対応。
通常電圧版 デュアルコア
  Core i7 Core i5 Core i3
CPU名 Core i7-620M Core i5-540M Core i5-520M Core i5-430M Core i3-350M Core i3-330M
開発コード Arrandale
プロセスルール 32nm
物理コア数/
論理コア数
2/4
CPUクロック 2.66GHz 2.53GHz 2.40GHz 2.26GHz 2.26GHz 2.13GHz
ターボ・ブースト 最大クロック 3.33GHz 3.06GHz 2.93GHz 2.53GHz 非対応
2次キャッシュ 256KB×2
3次キャッシュ 4MB 3MB
メモリー速度 800,1066MHz
内蔵GPU
内蔵GPUクロック 500~766MHz 500~667MHz
TDP 35W
低電圧・超低電圧版 デュアルコア
  Core i7 Core i5
CPU名 Core i7-640LM Core i7-640UM Core i7-620LM Core i7-620UM Core i5-520UM
開発コード Arrandale
プロセスルール 32nm
物理コア数/
論理コア数
2/4
CPUクロック 2.13GHz 1.20GHz 2GHz 1.06GHz
ターボ・ブースト 最大クロック 2.93GHz 2.26GHz 2.80GHz 2.13GHz 1.86GHz
2次キャッシュ 256KB×2
3次キャッシュ 4MB 3MB
メモリー速度 800,1066MHz 800MHz 800,1066MHz 800MHz
内蔵GPU
内蔵GPUクロック 266~566MHz 166~500MHz 266~566MHz 166~500MHz
TDP 25W 18W 25W 18W
通常電圧版 クアッドコア
  Core i7
CPU名 Core i7-920XM Core i7-820QM Core i7-720QM
開発コード Clarksfield
プロセスルール 45nm
物理コア数/論理コア数 4/8
CPUクロック 2GHz 1.73GHz 1.60GHz
ターボ・ブースト 最大クロック 3.20GHz 3.06GHz 2.80GHz
2次キャッシュ 256KB×2
3次キャッシュ 8MB 6MB
メモリー速度 1066,1333MHz
内蔵GPU
TDP 55W 45W

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