交換にはトルクスドライバーが必須
SSDは2.5インチHDDと同じ形状/インターフェイスを持つため、HDDの代替品として使用できる。今回はバッファローの128GBモデル「SHD-NSUM128G」を13インチMacBook Proに搭載してみた。
まずは必要な道具の確認から。トルクスドライバー(6番)と精密プラスドライバー(00番)の各1本は、必ず用意しておこう。前者はHDDの位置を安定させるマウンタ代わりのネジを外すときに、後者は本体裏面のアルミパネルを外すときに必要となる。前者は代替品がないので必携として、後者は手近なプラスドライバーで代用しようとするとねじ穴をナメてしまいかねないので、油断大敵だ。
道具が用意できれば、いよいよ「開腹作業」を開始。裏面のネジ10本をプラスドライバーで緩めれば、裏蓋はかんたんに取り外せるはず。このとき、上部(液晶ヒンジ下)の右から数えて3本が、他の7本より長くなっていることに留意しよう。
HDDの取り外しは、スーパードライブとの間にある黒い固定バーをプラスドライバーで外せばOK。HDDに付いているツマミを引き上げ、SATAコネクターを外せば取り外しは完了だ。その後、HDDの左右両端にあるマウンター代わりの金具をトルクスドライバで外して、そのままSSDに装着する。
SATAコネクタを接続してからHDDがあった場所に収めて黒い固定バーをネジ止めすれば、換装作業は完了だ。あとは、裏蓋をもと通り取り付ければいい。
換装が終われば、次はOSのインストール。電源ON直後は、ブート可能なデバイスが見つからないとして「?」付きのフォルダが表示されるはずだが、これをやり過ごしてSnow LeopardのインストールDVDをセットすればOK。ディスクユーティリティでフォーマットを完了してからインストールを開始すれば、25分ほどですべての作業が完了する。
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