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目指せ快適! MacBook Pro長期レビュー ― 第26回

iPad+Air Displayで、MacBook Proの作業を快適に!!

2010年06月09日 13時00分更新

文● 海上忍

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13インチMacBook Pro
13インチMacBook Pro

 13インチMacBook Proといえば、均整なアルミのボディーに、デジタルライフを楽しむための機能をギュっと詰め込んだプロダクト。国内でも人気が高くて、「初めてのMac」として選ぶ人も多いです(Apple Storeで見る)。

 本連載「目指せ快適! MacBook Pro長期レビュー」では、本体の見所や併せて使うと便利な周辺機器、覚えておくと便利なソフトの設定方法など、MacBook Proをより楽しく使うための情報を提供していきます(連載の目次)。


以下、アプリ名のクリックでApp Storeが、アクセサリー名のクリックでApple Storeがそれぞれ開きます。


iPadをサブディスプレーとして使う

 iPadが到着してはや一週間、ウェブの閲覧やメールの送受信など、日々の作業の多くがiPadへ移行しつつある。その傾向は今までiPhoneでこなしていたものにおいて顕著で、電子書籍リーダーの役目はほぼ完全にiPadへと切り替わった。iPadで「産経新聞HD」や「マガストア」を体験すれば、素直にうなずけることと思う。

 移行の理由は、何といってもiPadの解像度の高さ。XGA(1024××768ドット)のピクセル数は、アプリによっては持て余すほどで、その点がiPadアプリを開発する際のネックになるといわれている。

 そこで試すことにしたのが「Air Display」。MacのデスクトップをiPadへワイヤレスで「飛ばし」、デュアルディスプレー環境を構築してしまうアプリだ。

 これをMacBook Pro 13インチで使えば、メインの1280×800ドットに1024×768ドットの画面が加わって、より広いデスクトップで作業できることになる。MacBook Proを触っていれば同時にiPadは使えないわけで、そのアイドリング時間を有効活用する意味もある。それでは早速、MacBook Pro 13インチ+Air Displayの使い勝手を検証してみよう。

iPadをMacBook Proのサブディスプレーとして使おう!

TwitterのTLを追うにはちょうどいいかも

 iPadでAir Displayを初めて起動すると、Mac側にドライバーをインストールする旨のメッセージが表示される。Mac側の動作条件はMac OS X 10.6以降だが、開発元はMac OS X 10.5.6以降もサポートすべく努力中とのこと。

Mac側の動作条件はSnow Leopard以降、開発元のWebサイトで無償公開されるドライバのインストールが必要

 ドライバーを組み込むと、「システム環境設定」に「Air Display」ペインが追加される。この画面で同じ無線LANに接続されたiPadを選択すると、サブディスプレーとして認識されて、さらに「ディスプレイ」ペインで表示位置の変更やミラーリングの可否を設定できる。接続はワイヤレスだが、MacからはMini DisplayPortでつないだときと同じように扱えるのがポイントだ。

メニューエクストラからサブディスプレーに使うiPadを選択できる

 利用した最初の印象だが、思いのほか速い。Mac OS Xの仮想デスクトップ機能「Spaces」でデスクトップを切り替える作業を繰り返してみたところ、さすがにワンテンポ遅れて描画されるものの、ストレスを感じるというほどのものでもない。

 動画のように即応性を求められるタスクはともかく、Twitterのタイムラインを追うには十分な速度。ウェブページやメールの画面を常に表示しておきたい、関数電卓替わりにExcelを常駐させたいというニーズは満たせるはずだ。

 ワイヤレスにもかかわらず、実用に耐えうる描画速度を実現できたのは、プログレッシブJPEGの利用にあるようだ。サブディスプレー(iPad)のリドローが始まると、JPEG特有のモスキートノイズがかったイメージが描画され、ひと呼吸置いてから劣化のない画面へと書き換えられる。

 ちなみに、MacBook Proのネットワーク接続方式による違い(IEE802.11nと100BASE-T)は、まったく体感できなかった。描画速度は利用環境(筆者の場合AirMacベースステーションにIEEE802.11nで接続)にも影響されると思われるが、よほど帯域がナローでないかぎり、サブディスプレーとしての役割は果たせることだろう。

描画開始直後はモスキートノイズが目立つが、一呼吸おいてから劣化のない画面に書き換えられていく

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