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この秋注目のデジカメを総ざらい! 第2回

カメラマンの気分を盛り上げる一台――ニコン「D300S」

2009年09月17日 18時00分更新

文● 周防克弥

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高感度撮影はISO 6400まで

 感度設定はISO 200~ISO 3200までで、感度拡張機能をオンにすることでISO 100とISO 6400を選ぶことができるようになる。ISO 12800が無いのはニコンユーザーにとっては残念だろう。


感度別撮影サンプル

ISO 100

ISO 200

ISO 400

ISO 800

ISO 1600

ISO 3200

ISO 6400

 APS-Cサイズは高感度特性においてフルサイズよりも不利ではあるが、最近のAPS-Cサイズはそれほど劣るわけではない。D300Sもかなり健闘している。ノイズそのものはISO 400から出始めているが、目立ったものではなく、実用範囲にあるといえる。さすがにISO 3200ではちょっと目立ち、あきらかに「高感度で撮ってます」といった感じだ。ISO 6400ではかなりノイズの発生が目立ち、ディテールやシャドー部、ハイライト部もつぶれがちになり、階調幅が狭まっているのが確認できる。

 とはいえ、コンデジでの「とりあえず撮れます」という絵ほどには画質は低下しないので、承知の上で使う分には問題は無いと言えるレベルだ。特に元の画像が1230万画素もあるので縮小してしまえばノイズも目立たなくなる。

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