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四本淑三の「テレビを捨てよ、動画サイトを観よう」 ― 第10回

ビバ☆ヒウィッヒヒー、そのアッサリすぎた偉業について

2009年08月09日 12時00分更新

文● 四本淑三

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広瀬香美が自身のブログで公開している楽曲「ビバ☆ヒウィッヒヒー」。歌詞を含めてブログ上から誰でも視聴できる

 お塩、のりぴー、ヒウィッヒヒー※1。そしてTwitterのダウンがDoS攻撃だったことも含め、この週末のニュースは結局は全部Twitterで知った。

 そんなヘビーユーザーでありながら、最近のTwitter界隈の、この胡散臭さは何だろうとも思うのだ。イランでの抗議行動あたりから匂い始めたこの臭気は、一体どこから来るのか。

 web2.0、セカンドライフ、クラウドコンピューティング……。カネになりそうなバズワードを嗅ぎつけてはやってくる、本来コンピューティングとは無縁の人々。嘘っぽい流行をでっち上げてはどっかへ行ってしまう人たち。

 そんなやつらがドヤドヤと踏み鳴らしてきたピカピカ靴の、その中敷に長期に渡って蓄積された匂い。それが胡散。

 というのは嘘にしても、「カツマー」や「ヒウィッヒヒー」もその類の単語になりつつあった。やれ「カズヨが選んだTwitterクライアント」がどうの「香美はガレバン(GarageBand)でデモ作ってる」云々と、嬉々として彼女達のつぶやきをRTし続けてくれる、無邪気な友人知人の数々。

 ここでお断りしておくと、私はミュージシャンとしての広瀬香美に何の悪意も持っていないし、同じ自転車人類として勝間和代には敬意すら感じている。もちろん私の友人知人は、多少のことに目をつむれば悪いやつらではない。

 のだが、ことTwitterに関しては「だからどうした」だ。そりゃ歌手や経済評論家だってTwitterくらい使うだろうよ。現代を生きる人として、それは当然のことであって、そこにニュース性はない。あんまり面白がってRTしてると、いざという時、お前らいいデマゴギーの踏み台にされるんだからな、分ってるんだろうな。

 ということでフォローを切ろうかどうか悩んでいるときに『ビバ☆ヒウィッヒヒー』はドロップされたのであった。Twitter体験を歌にしたという広瀬香美のオリジナル曲で、8月7日に公式ブログ上で公開された。予告はされていたが、まさか本当にやってしまうとは。

※1ヒウィッヒヒー:広瀬香美がポストした「Twitterの源氏名をヒウィッヒヒーとする」で流行。Twitterのロゴ「t」を「ヒ」と読み違えたらしい。そのポストはこちら

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