このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第112回

我が家に3匹目の猫がやってきた!

2009年07月30日 14時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

にーに vs 大五郎、かふか!?

 そして、にーにがうちにやってきた。最初に近づいてきたのはかふかではなく大五郎。

大五郎がそーっと近づいてきた(2009年7月 Panasonic DMC-GH1)

大五郎がそーっと近づいてきた(2009年7月 Panasonic DMC-GH1)

 ファーストコンタクトの模様は動画でどうぞ。





 そっと匂いを嗅いだのに、ちょっと目を合わせて逃げちゃいました。ああ大五郎。

 次はかふかの番。若いだけあって物怖せずに近づいていく。





 そっと鼻をくっつけあって、いい感じかなと思いきや、にーににつれなくされて後ずさるかふか。相手にされてない。

 さすが、公園猫社会で生きてたにーに。一瞬にしてこの家の猫の序列を見抜いたのである。

 「かふかは気にしなくていい。ここで話をつけるべきは大五郎」とわかったのだ。面白いものである。

 何しろ、明らかにかふかと対峙するときは上から目線なのに、大五郎と対峙するときは真剣なのだ。写真で見るとこんな感じ。



大五郎がそーっと近づいてきた(2009年7月 Panasonic DMC-GH1)

上から目線で見下ろされてるかふか。かふかに対しては上から目線(2009年7月 Panasonic DMC-GH1)

ガチでにらみあってる大五郎とにーに。大五郎に対しては腰を低くして真剣勝負(2009年7月 Panasonic DMC-GH1)

ガチでにらみあってる大五郎とにーに。大五郎に対しては腰を低くして真剣勝負(2009年7月 Panasonic DMC-GH1)



 2枚の写真を見比べると笑っちゃうほど違う。新しくきた猫にまで若造扱いされてるし。猫の社会にもそういうのがあるんだなあ。

 ここから動画でどうぞ。1台で写真も動画もローアングルで撮れちゃうのはやっぱ便利だよGH1。

 睨み合う大五郎とにーにはどうなったか。





 相変わらずである。

 彼らが互いの存在を認め合うにはまだまだ時間がかかりそう。しばらくはカメラをスタンバイしていつでも撮れるようにしつつ、辛抱である。とりあえず、かふかは物怖じしないで近寄っていくから、そっちが仲良くなる方がはやいかな。

 あ、ちなみに、始終睨み合ってるわけじゃなく、普段は適度に距離をとってくつろいでいる様子。一安心です。



筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走り回りながら面白いものを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影のネタ帳 シーン別ベストショットの撮り方』(MdN)、『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)。密かにネコ動画ポッドキャストも更新中。



*次回は 8月7日掲載予定

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン