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夏休みをゲーム三昧で過ごすためのPC自作 第4回

ケチケチでも高性能! 無料ネトゲに特化した低予算PC

2009年07月22日 19時00分更新

文● Jo_Kubota

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パーツ選びのポイント

 オンラインゲームにおけるグラフィックオプションについて解説しよう……と思ったのだが、実のところオンラインゲームの場合、設定できるオプションはそれほど多くない。よって今回はゲームごとにPCを選ぶポイントをいくつかあげてみるので参考にして欲しい。

3D FPS:サドンアタック

公式サイト:http://suddenattack.redbanana.jp/

料金:基本無料+アイテム課金

 Windows Vistaに正式に対応し、FPSでありながら比較的低スペックなPCでも遊べるのが特徴だ。ただ、ある程度以上の画質でプレイするならメインメモリが重要となる。可能なら4GB搭載しておきたい。ビデオカードもGeForceなら9600 GT以上、AMDならRadeon HD 4770くらいあると余裕を持ってプレイできるだろう。ただし、第2回目でも述べたとおり、FPSでは画質よりも処理速度を優先したい。画質にこだわらなければ、さほど高スペックなPCは必要ない。

3D MMORPG:エミル・クロニクル・オンライン

公式サイト:http://www.econline.jp/

料金:基本無料+アイテム課金

 3DタイプのMMORPGとしては老舗となるゲーム。ビデオカードはDirectX 8世代のものが使えるほど軽いのが特徴だ。今回紹介したハードウェアならサクサク快適に動作する。それでもWindows Vistaでプレイするならメモリを2GB以上搭載しておきたい。

3D MMORPG:イースオンライン The Call of Solum

公式サイト:http://www.ysonline.jp/

料金:基本無料+アイテム課金

 最新のオンラインゲームということもあり、公式での推奨スペックはかなり高め。CPUはPentium 4 3GHz以上、ビデオカードもGeForce 6600 GTクラスが推奨されている。Windows Vistaでプレイするなら、Core 2 Duo以上、ビデオカードもGeForceなら9600 GT以上、RadeonならHD 4670以上を搭載しよう。

2D MMORPG:リネージュ ~Eternal Life~

公式サイト:http://lineage.plaync.jp/

料金:基本無料+アイテム課金

 今年3月、有料サービスから無料へ移行し、再びプレイヤーが増えつつある。ゲームエンジンは、ウルティマオンライン世代と同じ、見下ろし型の3D(実質2D表示)のためPCの要求スペックはかなり低め。2002年サービス開始、今年で7年目となるグラフィックスは今となっては、やや古臭く感じるのは仕方ないのないところだが、低スペックのマシンでも大規模な集団戦に参加できるのがポイントだ。試しにプレイしてみるにはいいかもしれない。

3D テーブルゲーム:雀龍門

公式サイト:http://lineage.plaync.jp/

基本無料(β運用中)

 オンラインゲームは何もMMORPGばかりではない。雀龍門は、よくあるオンライン対戦の麻雀ゲームだが、グラフィックスは3D、しかも物理エンジンを独自に搭載し、牌がただ整然といつも同じ場所に並ぶのではなく、その時の状況に応じて捨て牌の角度や位置が微妙に動き、非常にリアルだ。そういった事情もあり、テーブルゲームとしてはPCへの要求スペックはやや高め。それでもGeForce 9500 GT以上、あるいはRadeon HD 4650程度を搭載していれば十分対応できる。なお公式ではCPUがPentium 4/1.6GHz以上となっているが、できればCore 2 Duo、またはAthlon X2以上を搭載したいところ。

(次ページへ続く)

訂正とお詫び:サドンアタックの紹介文を訂正いたしました。(2009年7月27日)

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