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夏休みをゲーム三昧で過ごすためのPC自作 ― 第5回

キューブPCで萌えゲー三昧は可能なのか? そのスペックを見極める!

2009年07月25日 23時59分更新

文● Jo_Kubota

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 隣家のお子さんが夏休みに入ったそうで「お兄ちゃん遊んで」とせがまれておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今週の話題と言えば皆既日食。筆者は仕事に追われ日食のことをすっかり忘れていた。また木星に地球サイズの衝突跡が発見されたり、若田光一さんが国際宇宙ステーションで「きぼう」の取り付けを完了したり、宇宙大好きな筆者としては、心踊る話題の多い週であった。
 それはともかく、ゲーム三昧を楽しむPCシリーズの最後は、キューブPC。これまでキューブPCと言えば、チープな内蔵グラフィックスでインターネットマシン(今風に言えばネットトップ)が関の山だったが、最近はPCI Expressを標準装備しているPCも多く、加えて電源ユニットも強化されつつあり、ゲームPCの素材としてキューブPCも十分選択肢となる時代となった。

 というわけでキューブPCを選ぶポイントを確認していこう。キューブPCには大きくわけて3つのタイプがある。ひとつはmicroATXを前提とした少し大ぶりなもの。もうひとつは、Shuttle製品で多く見られるように拡張性を確保しつつ、専用マザーボードを搭載して、小型化を図っているもの。最後はITXやMini-ITXマザーボードを使用する、超小型のキューブPCだ。
 microATXを採用するタイプなら、マザーボードは選び放題、電源ユニットも通常のATXが流用できるものも多く、拡張性や汎用性という点ではベストな選択になるだろう。しかし、フットプリント(底面積)が大きく、テーブルや机の上に置くには、あまり向いていない。

microATXフォームファクタのマザーボードが搭載可能な、APEVIA製キューブ型PCケース「X-QPACK2-BK/500」

 Shuttleが独自に展開するキューブPCは、「Shuttle Form Factor」と呼ばれるマザーボードが使われ、基本的はケースとマザーボードがセットになったベアボーンキットとなっている。汎用性は、個々のベアボーンキットに依存するものの、最低限の拡張性は確保されている。ただしモデルによってはPCI Expressなどの拡張スロットに制限があったりするので、購入時に確認しておこう。
 専用設計ということもあり、内部のレイアウトなどは実に合理的。またCPUの冷却にはヒートパイプを使い、ケースのエアフローを兼ねて効率的に冷却ができるよう設計されている。また奥行きも短く、机の上においても邪魔にならない。

ShuttleのキューブPCは同社独自のマザーボードが使われ、基本的にはケースとマザーボードと電源がセットになったベアボーンキットとなる

 最後にmini-ITX系だが、拡張性は望めないほか、ケースとマザーボードを別々に購入すると、場合によってはケーブルの取り回しに苦労するかもしれない。その代償として、比類なきサイズを実現しているわけだが、CPUにAtomを採用している場合、多くのチップセットがIntel 945GC Exressとなるため、ゲーマーPCには不向きだ。

Mini-ITXフォームファクタのマザーボードが搭載可能な、ディラックのキューブ型PCケース「Square One」

(次ページへ続く)

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